2021年のローカル検索ランキング要因

whitesparkで照会されている2021年のローカル検査ランキング要因の記事を紹介させて頂きます。

2021年のローカル検索ランキング要因

whitespark

2020年11月4日にGoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールに名称変更されました。

Google ローカルパック/ファインダーの個別ランキング要因

ローカルパック/ファインダーのランキングに最も影響を与える個々の要素はどれだと思いますか?

ここでは、ローカル検索の専門家がランキングした、ローカル検索ランキング要因のトップ20をご紹介します。

要因名順位配点賛同者数
Googleビジネスプロフィールのメインカテゴリ165238
Googleビジネスプロフィールビジネス名に含まれるキーワード263735
住所と検索地点の近さ357134
検索対象の住所(市区町村453834
Googleビジネスプロフィールの追加カテゴリ528223
Google平均評価で高評価(例4~5)626728
Googleビジネスプロフィールの完成度724722
ドメインへのインバウンドリンクの品質と信頼性821720
Google口コミに含まれるキーワード920525
スパム対策によるスパムリスティングの除去1020318
Googleビジネスプロフィールランディングページのタイトルに含まれるキーワード1118720
コメント付きGoogle口コミ数1218321
オーナー確認済み1317518
ウェブサイト全体への内部リンク1411215
ドメインコンテンツの地理的なキーワードの関連性1510213
インバウンドリンクの品質/信頼性 GMBランディングページのURL169610
マップピンの適切な配置17918
GoogleビジネスプロフィールランディングページURLのページオーソリティ18869
ウェブサイトの他のページからのGMBランディングページへの内部リンク198412
GoogleビジネスプロフィールランディングページのH1/H2タグに記載されたキーワード20849

Googleビジネスプロフィールのメインカテゴリの重要性

検索でヒットするのは主に直接検索と間接検索の結果になります。
間接検索ではその店がどのような業種業態で有るかをGoogleAIが正しく認識していなければ間接検索にヒットする様な関連キーワードであなたのお店を表示させてくれません。
よってカテゴリの選定はとても重要になります。
もう一つ注意が必要なのはアメリカで作られているGoogleのAIは日本の文化を正確に理解しているわけではありません。
日本人ならこのキーワードがこの業種と関連することはもちろん知っているだろうと言ったキーワードでもうまく関連付かないことがよくあります。
Googleマイビジネスの設定画面でカテゴリを選択する際に日本語で表示されるカテゴリ名だけではこのカテゴリの意味することがよく理解できない事があります。
その様な場合、日本語のカテゴリ名以外にそのカテゴリに関連したカテゴリーIDの英語の意味を確認してみて下さい。

詳しくはGoogleマイビジネスカテゴリ一覧をご確認下さい。

Googleビジネスプロフィールビジネス名に含まれるキーワード

Googleビジネスプロフィールのビジネス名は直接検索の検索結果にヒットさせる事ができます。
そのためビジネス名にキーワードを埋め込んで上位表示を狙う人がいますが、この行為は明確なGoogleの規約違反にあたり発見や通報で順位を下げられたり最悪のケースはアカウントやビジネスプロフィールが停止させられる事も有ります。

Google規約違反にならずにキーワードを含みたい場合はお店の正式名にキーワードを含んでしまう事です。
海外では店舗の正式名称にキーワードを埋め込んだ店名に登記や登録変更を行ってめ上位表示を目指す店舗もあるようです。

住所と検索地点の近さ

お店の住所と検索者の検索位置との距離の問題ですから残念ながら対応しようがありません。
ことらの対策は特に行う必要は無いと思われます。

Googleビジネスプロフィールの追加カテゴリ

メインカテゴリと同様に追加カテゴリは重要です。
最大9個まで追加カテゴリを追加できますので厳選して追加してみて下さい。

Google平均評価で高評価(例4~5)

Google口コミ平均評価で4以上の高評価を維持する事は重要です。
必ず平均4未満の状態を放置せず常に平均4以上を維持するように心がけて積極的に口コミ評価を集めましょう。

Googleビジネスプロフィールの完成度

Googleビジネスプロフィールには色々な入力項目がありますが可能な限り全項目を入力する事を心がけましょう。

ドメインへのインバウンドリンクの品質と信頼性

こちらはビジネスプロフールに対する対策と言うよりはホームページへのSEO対策の話になりますが、ビジネスプロフィールに関連づけられたホームページに対して品質と信頼性の高いサイトからのリンクが多くなるほどビジネスプロフィールの信頼性も向上します。

ホームページに専門性・権威性・信頼性の高いサイトからリンクを張ってもらえる対策を行いましょう。

Google口コミに含まれるキーワード

Googleビジネスプロフィールの口コミにユーザーが書き込んだ口コミ内容に含まれるキーワードは検索結果にヒットします。
(オーナー権限で返信に書き込んだ内容のキーワードはヒットしません)
お客様にただ単に口コミを書いて頂くように誘導するのではなく、提供したサービスについて具体的に「この度ご利用頂いた〇〇のサービスは如何だったでしょうか?是非よろしければ〇〇サービスの良かったところについて口コミ評価頂けませんでしょうか?」などの様に具体的にサービス名やその良さについての評価を書いてもらう努力をして下さい。
それらの口コミが増える事であなたの提供するサービスの名称で検索したユーザーにあなたの店のビジネスプロフィールが上位表示され、書かれたクチコミを見たユーザーが店に訪れてくれることでしょう。

Google ローカルパック/ファインダーの個別ランキング要因経年変化

これらのローカルパック/ファインダー要素は昨年と比較してどうですか?

新ランキング要因 Webサイト全体の内部リンクについて

内部リンクは、Webサイトで行うことのできる最も貴重で重要な最適化作業の1つです。

新ランキング要因 マップピンの適切な配置

Googleビジネスプロフィールでは通常住所の情報をもとに自動でピン位置を設定し、内部的にそのビジネスの緯度経度情報を取得しています。

しかし弊社の調査ではビジネスによってGoogleMapの持つ建物情報の住所とGoogleビジネスプロフィールに登録している住所記載との内容の違いや、建物が複数の道路に面しているケースなどで正しいピン位置を自動的に取得できていないケースがあります。

この正しくピン位置が取得できていないケースはGoogleの提供する管理画面を見る限りでは正しくピン位置情報の緯度経度情報を取得できているか否かは判断がつきません。

正しくピン位置が取得できていないケースを把握するにはGoogleマイビジネスが提供するAPIを通じて対象ビジネスの緯度経度情報を取得してみると確認ができます。うまくピン位置情報が取得できていないケースでは緯度経度情報が空で返されるからです。

この様にピン位置がうまく設定出来ていないケースの場合、最悪のケースでは検索結果に間接検索では殆どそのビジネスが表示されないことがあります。
また、ナビを利用して案内する際にうまく入り口付近に案内してくれないけーすなどがあります。

いずれにせよマップピンの適切な配置はとても重要です。

136%ランキング要因上昇 ビジネスプロフィールの登録経過年数

ドメインと同様にGoogleビジネスプロフィールも新しいものより古くからあるビジネスを評価する傾向にあるようです。
新しいGoogleビジネスプロフィールは、検証後すぐにランク付けされますが、通常は住所を中心とした狭い範囲に限られます。
ローカル検索の専門家は、リスティングが長く続くほど、より良い(そしてより遠い)順位になる傾向があることに気づいています。
個人的には、これは因果関係よりも相関関係ではないかと考えています。
ビジネスが長く続くほど、レビュー、リンク、言及、およびその他のシグナルが蓄積され、ランキングに貢献することは理にかなっています。

ビジネスプロフィールの登録経過年数はユーザーが閲覧できる画面で確認することができません。
おおよその目安として最も古い口コミ評価の登録年月日を参考にしてみて下さい。

61%ランキング要因上昇  GoogleビジネスプロフィールランディングページのH1/H2タグに含まれるキーワード

GoogleマイビジネスにホームページのURLとしたWebページのH1タグ及びH2タグに含まれるキーワードが重要になります。

H1タグ及びH2タグに含まれるキーワードはSEOの観点からも重要な要素になりますので、そのページと関係があるGoogleビジネスプロフィールにおいてもそのH1タグ及びH2タグに含まれるキーワードで検索したときにローカルパックに対象のビジネスをランクインさせる上でとても重要になるのです。

おもてなしドットコムではこのように任意のキーワードで御社店舗のビジネスプロフィールを上位表示させるためのサポートを行っています。

興味の有る方は是非Googleマイビネス最適化サービスをご検討下さい!