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Googleビジネスプロフィール(マイビジネス)の違反者通報用ビジネス情報改善フォーム日本語版公開

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)のビジネス情報改善フォーム日本語版が公開

Googleビジネスプロフィール(マイビジネス)で上位表示対策時に競合店のルール違反を見つけ是正しくても、Google窓口は英語の入力フォームだけでしたが、このたび「Googleマイビジネスのガイドライン違反をGoogleへ通報する情報フォーム」日本語版が公開されました。
このページでは「ビジネス情報の改善フォーム」設置の目的、入力方法や違反内容、注意点を解説していきます。
Googleマップ品質向上のためにも、違反しているマイビジネスについて申し立てを行いましょう。

🔗ビジネス情報の改善フォーム

こんな方におすすめ

  • 近隣競合店のGoogleビジネスプロフィールへの目に余る違反行為が気になり通報を考えている方
  • Googleに通報する具体的な通報方法を知りたい方
  • Googleビジネスプロフィールのどのような内容がガイドライン違反になるかを知りたい方
  • 既にガイドライン違反にあたる事を行っている方(通報される前に直ちに是正しましょう)

2020年11月4日にGoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールに名称変更されました。

Googleビジネスプロフィール「ビジネス情報の改善フォーム」の目的と効果

ガイドライン違反とは?

Googleマイビジネスに掲載されていいる全ての情報は、Googleが定めるガイドラインに従って入力しなければいけません。

Googleビジネス プロフィール ヘルプ

例えばマイビジネスに表示されるビジネス名(店名)の記載について、ガイドラインでは以下のよう規定しています。
「オンラインでユーザーに見つけてもらうには、正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します。
店舗住所、サービス提供地域、営業時間、カテゴリなどの他の情報は、ビジネス情報の別のセクションに追加します。
たとえば、東京都港区に 24 時間営業の「グーグル コーヒー」という名称のコーヒー ショップのビジネス プロフィールを作成したとすると、ビジネス情報は次のように入力できます。

ビジネス名: グーグル コーヒー
住所: 東京都港区六本木 1-2-3-45
営業時間: 24 時間営業
カテゴリ: コーヒー ショップ
ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合があります。ビジネス名に含めることができる情報とできない情報については、以下の例をご覧ください。」

ビジネス プロフィールのコンテンツ ガイドラインについてー名前-

しかし実際にはガイドラインに違反しているマイビジネスが少なからず公開されています。

ガイドライン違反例 ※一部画像を修正しています。

上の例では、ぼかされている店名の前に、店が所在する地域名が記載されています。
さらに店名の後ろには実際の店名にはない「イタリアン/ワインバー/生パスタ」という、検索ワードに含まれるであろう商品名が追加されています。
このように、ビジネス名に店名以外の情報、特に所在地やサービスまたは商品の情報を付け加えることは、明らかなガイド違反と言えるでしょう。

Googleビジネスプロフィール「情報の修正を提案」とその問題点

Googleマイビジネスでは、ガイドライン違反が疑われるマイビジネスの管理者に対して、Google自身、またはGoogleマップの利用者がマイビジネスの情報修正を提案することができます。
Googleマップの利用者が利用できるのが「情報の修正を提案」フォームです。

Googleは、Googleマップ利用者やGoogleから「情報の修正を提案」されたビジネスオーナーが修正を受け入れることで、Googleマイビジネスのガイドラインが守られ、結果として検索者が正しい情報を入手できる地図アプリケーションになることを期待しこのような機能を設けました。
しかしこの提案をビジネスオーナーは拒否することも可能なため、「自分の店を競合店より検索上位にするために」修正提案を無視したり、修正されてもすぐに情報を元にもどしてしまう悪質なオーナーも少なくありません。
また最近のマイビジネスを管理するアプリ―ケーションには、情報修正提案を自動的に拒否する機能を備えたものもあります。
そうなると修正提案を行うGoogleマップ利用者と、それを拒否するオーナーやアプリケーションの間で修正の応酬が繰り返されるという全く誰の役にも立たない状況が発生してしまうのです。

強力な「ビジネス情報の改善フォーム」の効果

ガイドライン違反の改善をビジネスオーナーの意思、行動にゆだねる「情報の修正を提案」と違い、「ビジネス情報の改善フォーム」はガイドライン違反の判断からその後の処置までGoogleが行います。
審査の結果、Googleによってガイドライン違反と認定されたマイビジネスは、Googleマップから消去されます。
なお「ビジネス情報の改善フォーム」で受け付けた情報についてはケースID(Googleサポートチームが発行する番号)が付与されていることから、対象となったマイビジネスはGoogleによって審査される可能性は非常に高いと推測します。
また「ビジネス情報の改善フォーム」での情報提供からマイビジネスが消去されるまで、わずか数日といったケースも弊社は確認しています。
これらからも、Googleのガイドライン違反撲滅に対する本気度がうかがえます。

MEO対策に致命的な影響が

「別にマイビジネスを消されても、また登録すればいいだけでは?」と思われる方もおられるかもしれません。
確かにGoogleマイビジネスを再登録すれば、またGoogleマップに表示されるようになります。
しかしそのマイビジネスの中身は、消去される前のマイビジネスとは大きく異なります。

Googleマップからマイビジネスが消去されると、これまで検索結果としてユーザーにマイビジネスが表示・閲覧された実績や登録した投稿、写真、その閲覧数、ユーザーからのクチコミなど、位置情報を除くGoogleマイビジネスをローカル検索で上位に表示させる条件のほぼ全てが「ゼロ」になります。
つまりMEO対策がほとんど施されていない「今日開店したお店のマイビジネス」と同様の、ローカル検索で上位表示が望めない非常に弱いマイビジネスに変わってしまいます。
こつこつと積み上げてきた実績を全て無くしたマイビジネスを、再びローカル検索で同じ順位に上げることは非常に厳しいと言わざるを得ません。
マイビジネスをGoogleによって消去されるということは、MEO対策の観点からはまさに致命的な影響(ダメージ)を受けることに他なりません。

Googleビジネスプロフィール「ビジネス情報の改善フォーム」入力の前に

「ビジネス情報の改善フォーム」による情報提案の効果と影響は、決して小さいものではありません。
入力する前に以下の確認をお薦めします。

まずは「情報の修正を提案」から

ガイドライン違反が疑われるマイビジネスを発見した場合は、まずはそのマイビジネスに表示されている「情報の修正を提案」を行うべきです。
多くの場合はビジネスオーナーがガイドライン違反に気付いていないことが原因ですので、修正提案が正当なものであれば速やかに修正されるでしょう。
わざわざGoogleサポートチームの手を煩わせることはありません。
しかし「情報の修正を提案」した後もガイドライン違反の状態が改善されなければ、それはビジネスオーナーが意図してガイドライン違反を犯していると判断できます。
この状態を放置することはGoogleマップを利用する多くの人々の利益を損なうことになりますから、積極的に「ビジネス情報の改善フォーム」からGoogleの審査を求めましょう。

申し立てできる情報を確認

「ビジネス情報の改善フォーム」で申し立てできる情報はマイビジネスに掲載されている「ビジネスの名前」「電話番号」「URL」に限られます。
それ以外の情報については「フィードバックを送信する手」を参照してください。

目的外の利用は絶対にやめましょう

「ビジネス情報の改善フォーム」が設けられている目的は、不正な情報が掲載されたマイビジネスが除去されることで、Googleマップ利用者が真に求めている検索結果を得られる可能性を高めるためです。
そのため審査はGoogleサポートチームが行いますし、その結果が及ぼす影響も甚大です。
この目的外で、例えば悪ふざけやライバル店を貶めるために「ビジネス情報の改善フォーム」を利用することは絶対にやめましょう。

Googleビジネスプロフィールビジネス情報の改善フォーム入力方法をステップで解説

「ビジネス情報の改善フォーム」のページを開きます。
「お客様の情報」を入力します。

ここでいう「お客様」とはGoogleに対して情報改善の申し立てを行う方になります。

・氏名(必須項目)
本フォームを入力する方の氏名を入力します。
例えば店舗オーナーの依頼を請けてこのフォームに入力する場合、店舗オーナーの名前ではなく入力者の氏名を入力します。
匿名は不可、といった条件は無いようですが、申立者の情報が相手先に伝わることはありませんし、正しいことをしているのですからわざわざ匿名にする必要は無いと考えます。

・連絡先メールアドレス(必須項目)
Googleからのメールを受け取ることができるメールアドレスを入力します。
こちらも相手先に伝わることはありません。

・影響を受けている法人または組織の名称(必須項目)
企業または団体などに所属する場合は企業名、団体名等を入力します。
氏名、メールアドレス同様にこの情報も相手に伝わりません。
競合店や組織が関与しているお客様のために申し立てすることも十分あり得ますが、上述のようにGoogleマップの品質を向上させるために行うのであれば、むしろGoogleとそのサービスを利用する多くの人々に役立つ行為ですから、何ら隠す必要はありませんし、むしろアピールしても良いのではないでしょうか。

「悪意のあるコンテンツ(電話番号、URL、住所、ビジネスの名前)」

カテゴリ違反を申し立てるマイビジネスの情報を入力します。

・不正行為につながる可能性があると思われる、Google マップ上のコンテンツを挙げてください。(必須項目)
リストにある「ビジネスの名前」「住所」「電話番号」「ウェブサイト」から一つ選択します。
このリストに関する情報以外は「ビジネス情報の改善フォーム」では申し立てできません。

・ビジネス情報の公開 URL を入力してください。(必須項目)
申し立てるマイビジネスのURLを入力します。
URLの取得は「公開URLを調べるには」の図を参照してください。
なお「さらに追加」をクリックすると入力ボックスが追加されますので、一度に複数のマイビジネスについて申し立てることが可能です。

・上記の URL のコンテンツが、悪意のあるコンテンツであるため Google マップに掲載されるべきでないとお考えの理由について、可能な限り詳しくご説明ください。(必須項目)
申し立てする理由を記入します。
長々と書く必要はありませんが、「どこが違反しているか」「修正提案が無視されている」といった情報を簡潔に記載すればよいでしょう。
例:ビジネス名に正式な店名に無い地名や、取り扱い商品が記載されておりガイドライン違反です。
  2度修正提案を行いましたが、無視されており修正されません。

送信

入力内容を確認し送信します。

内容を確認し、送信ボタンをクリックします。
申し立て内容に誤りがある、不十分な場合はGoogleが受け付けないとの記述もありますので、送信前に必ずチェックしましょう。

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