概要
2023年11月10日より、多くのウェブサイトで使用されているGoogleストリートビューの「地図を埋め込む」機能に障害が発生していることが確認されました。この障害により、通常表示されるはずのストリートビューの画像が、世界地図の表示に置き換わってしまう事象が報告されています。
解決
2023年11月14日14時頃 GoogleがServer側の修正を行った事でGoogleストリートビュー埋め込み機能に障害は解決致しました。
Googleの回答
「Google エンジニアリングがロールバックを実行し、問題が修正されました。すべての変更はサーバー側で行われるため、クライアント側の更新は必要ありません。
これにより、このチケットで報告されたすべての問題が解決されると考えられます。Web サイトに Google マップのストリート ビューを埋め込むときにまだ問題が発生する場合は、お知らせください。」
障害の内容
具体的には、ウェブサイトに埋め込まれたストリートビューが正常に表示されず、代わりにGoogle Mapsの基本的な世界地図ビューが表示されるというものです。これは、ストリートビューの特定の機能またはコードに問題がある可能性を示唆しています。
ストリートビューの埋め込み方法についてはGoogleストリートビューホームページへの埋め込み方法をご覧ください。
影響範囲
この問題は、世界中のさまざまなウェブサイトに影響を及ぼしています。特に、観光地、不動産、ローカルビジネスなど、地図情報を重要な要素としているサイトでの影響が大きいと考えられます。
Googleからの公式発表
現時点では、Googleからこの問題に関する公式な声明や説明は発表されていません。ユーザーからの問い合わせや報告があるものの、具体的な原因や解決の見通しについては明らかにされていない状況です。
ユーザーへの影響
この障害により、ウェブサイト訪問者は必要な地域の詳細なストリートビューを見ることができなくなっています。特に、地域の様子を具体的に把握したいと考えるユーザーにとっては大きな不便となっています。
対処法
この障害に直面しているウェブマスターやデベロッパーにとって、現在のところ最も効果的な対処法は、ウェブサイト上の埋め込み機能を使用する代わりに、直接Googleストリートビューの表示URLへリンクすることです。以下は、この対処法を実施するためのステップです:
- ストリートビューのURLを取得する:Google Mapsで表示したいストリートビューの場所を開き、共有ボタンから「リンクをコピー」を選択してURLを取得します。
- リンクの埋め込み:ウェブサイトの該当部分に、取得したストリートビューのURLへの直接リンクを設置します。これにより、訪問者はクリック一つで該当のストリートビューにアクセスできるようになります。
- 誘導文の追加:ユーザーがスムーズにリンクを使用できるように、リンクの近くに「ストリートビューを見るにはこちらをクリック」といった誘導文を加えることが有効です。
- ユーザーへの説明:ウェブサイトの訪問者に対して、なぜ直接リンクに切り替えたのかを簡単に説明することで、混乱を避けることができます。
この方法では、Googleストリートビューの直接リンクを用いることで、ウェブサイトの訪問者が必要な視覚情報を失わずに、目的の場所の詳細なビューを確認することが可能です。Googleからの問題の解決や公式のアナウンスがあるまでの間、この方法が最も実用的な代替手段となります。
結論
この障害は、Googleストリートビューの重要な機能を利用している多くのウェブサイトにとって、大きな影響を与える問題です。Googleからの正式な対応と解決策の提供を待ちつつ、関連するウェブサイトやサービスは代替策を模索する必要があります。
最新の情報が入り次第このページにてご報告させて頂きます。