店舗・施設の図面や間取りから、Googleストリートビュー撮影に必要なポイント数を考えるための専門ガイドです。実際のお見積もりは、図面・写真・GoogleマップURLを確認したうえで無料でご案内します。撮影サービスの料金・ご相談は ストリートビュー撮影サービスページ をご確認ください。
図面がなくても大丈夫。
「自分の店に近い形」でポイントの目安がわかる
ストリートビュー撮影のポイント数は、広さではなく間取り(通路・個室・階段・什器の配置)で決まります。よくある間取りのパターンから、近いものを探してみてください。
ポイントの決め方 ─ 4つの原則
撮影ポイントは、次のルールに沿って「通路を歩くように」つないでいきます。障害物は乗り越えず、通路を通ります。
入口は「3:1:1」で押さえる
入口の外側 約3m(外観を広く)→ ドアの外側 約1m → ドアの内側 約1m。お店の顔となる入口まわりを最初に押さえます。
店内は約1〜5mごとにつなぐ
通路に沿って約1〜5m間隔で置きます。次のポイントが見通せるまっすぐな通路なら、間隔をもっと広げてもかまいません。
角・交差・分岐は押さえる
曲がった先が写らなくなるため、曲がり角や分かれ道にはポイントを置き、自然な経路で移動できるようにします。
個室はドアの前後・上下階はマルチレベル
個室は「入る前(通路側)」と「中」をセットで(扉は開放)。階段や上下階は「マルチレベル」でつなぎます。
ポイントは「多いほど良い」わけではありません
撮影ポイントが多いほど高品質、ということはありません。むしろ多すぎると、見る人が途中で離脱したり、導入費用が増えたりするデメリットがあります。見たい場所へ自然に移動できる「必要最小限」が、いちばん見やすく費用も抑えられる形です。下記のルールも弊社の目安であり、お店に合わせて柔軟に決めます。
ポイント数(=費用)は調整できます
「全部撮らないといけないの?」という心配はいりません。必要な範囲を選んで、費用を抑えられます。
撮る部屋は選べる
見せたくない部屋・使っていない部屋・同じ造りの部屋は、撮影から外せます。撮る部屋を選べば、その分ポイント=費用を抑えられます。
まっすぐな通路は節約できる
交差や分岐のない直線の通路は、ポイントの間隔を広めにできます。無駄に細かく置かず、必要なところだけ確実に押さえます。
間取りパターン別 ポイント目安
あなたのお店に近い「形」を探してみてください。実際のお店は、これらの組み合わせになることが多いです。
すべてのプランで「3:1:1」が基本
撮影はどのプランでも、入口の「3:1:1(外側約3m+ドア外側約1m+ドア内側約1m=合計3点)」から始まります。これが全プラン共通の出発点です。プランの違いは、3:1:1 の上に室内ポイントを何点追加するかです。
スモール(3ポイント): 3:1:1 だけで完結します。マンションの一室など外を撮らない/撮れない特別ケースでは、代わりに室内に3ポイントを取る選び方もできます(下の図1・図2)。
ミディアム以上(4ポイント以上): 3:1:1(3ポイント)の上に室内ポイントが追加されてポイント数が増えます。下の②以降の図では、最初の3ポイント(番号①②③)が必ず3:1:1で、それ以降が室内ポイントです。
②と③を撮るときは「ドアを開けた状態」で
撮影されたストリートビューは、見る人がポイントからポイントへ移動しながら店内を歩くように見ていきます。このときカメラは壁やドアを通り抜けることができません。そのため、ドアを挟んで内外に配置される②(ドア外側 約1m)と③(ドア内側 約1m)を撮影するときは、必ずドアを開けた状態にします。閉まっていると、②から③への移動が「ドアを物理的にすり抜ける」不自然な動きになってしまうためです。
一方、①(3m手前)はドアが閉まっていても問題ありません(①から②に近づく途中でドアを開ければよいため)。④以降の室内ポイントもドアは閉まっていてOKです(すでに通り抜けた後なので)。この考え方は入口だけでなく、会議室・診察室・個室など、店内すべての撮影対象ドアに同じく適用されます(ドアの前後でポイントを取る場合は、そのドアを開けて撮影)。
※ 例外:細い廊下でドア手前ポイントを省略するケースで、ドアの見た目(プレート・装飾など)を見せたいご要望がある場合は、お客様のご希望に沿ってドアの開閉を調整します。
マルチレベル運用複数フロア/別棟の場合の特別な扱い
上下に階が重なる建物や、本館・離れのように建物が分かれているケースでは、ストリートビューのマルチレベル運用を使います。1F/2F/本館/離れ などをそれぞれ独立したレベルとして撮影し、見学者はマルチレベル UI のボタンでレベル間を切り替えます。下の図 10/11/12 がこれに該当し、キャプション右上に マルチレベル運用 のラベルを付けています。
共通の注意点:レベル名の文字数制限
マルチレベル運用では各レベルに名称をつける必要があり、文字数制限は「全角2文字以内」または「半角英数3文字以内」です(例: 1F/2F/B1F/受付/本館/離れ)。長い名称は使えないので注意してください。
下記では、よくある間取りパターンを 1〜14 の番号順 に紹介します。お店に近い形を探しながら、必要な撮影ポイント数の目安をご確認ください。
1. 入口「3:1:1」のみで完結(スモール例)
3:1:1 は全プランの基本です。見通せる小さな店舗ならこの3点(外側 約3m → ドア外側 約1m → ドア内側 約1m)だけで店舗の外観から室内まで伝わります。ミディアム以上のプランでは、この3点に加えて室内ポイントが追加されます。
2. 特別ケース「室内のみ」
マンションの一室を借りている事業など、外観を撮らない/撮れない場合は、室内に3ポイントだけ取る選択肢もあります。スモールプランはこの「3:1:1」と「室内のみ」のどちらかから選べます。
3. ビル内・廊下が狭いケース
路面店ではなくビル内のテナント店舗(雑居ビル 2 階以上の店舗、駅ナカ店舗など)で、入口の前の廊下が狭く、外側 3m を取れないケースの代替パターンです。
3:1:1 の代わりに、「① ドア手前 1m(廊下側)+ ② ドア内側 1m(店舗内)+ ③ 室内 1 ポイント(奥)」の 3 ポイントで構成します。外側 3m の代わりに室内に 1 ポイント追加することで、外観なしでも店舗の中まで一連の流れで見せられます。
4. 通路+両側に区画型
中央の通路を進みながら、両側のブースを左右から押さえます。曲がり角が少ないので、通路を等間隔で進むのが基本です。
5. 回遊ワンフロア型
什器を避けて廊下を回遊します。各ポイントは廊下の中心に配置。赤丸=必須の基本8点(外周ループ)。白丸=オプション+3点を追加すると、漢字の「田」の字のように店内を縦横自由に巡回でき、見せ場が増やせます。最小構成で抑えるか、より自由な巡回にするかをお選びいただけます。
6. 個室多数(細い廊下・全室)
廊下幅が4m以下(一般的な店舗の廊下はほぼこちら)のときは、各部屋に「廊下中央」+「ドアすぐ内側」の2点だけにします。廊下幅が4m以下だと、ドア手前ポイントと廊下中央ポイントが1m未満で近接してしまい、ほぼ同じ場所になるためです(無駄を省く)。
7. 個室多数(細い廊下 4m以下・必要な部屋だけ)
図6と同じ間取りですが、見せたくない部屋・同じ造りの部屋は外しています(斜線)。撮る部屋を選べば、その分ポイント=費用を抑えられます。
8. 広い廊下+大広間あり
廊下幅が4m超(ホテル・大規模施設に多い)のときは、各部屋に「廊下中央+ドア手前+部屋内」の3点を取ります(廊下中央とドア手前を別々のポイントとして押さえられる広さがあるため)。さらに、奥行きのある大広間(会議室B)の中では、手前・中央・奥の複数ポイントを撮影します。大広間は1点では全体を伝えきれないため、複数地点から見渡せるようにします。
9. 階段型・フロアが左右にずれているケース
1F と 2F が平面的にずれており、上から見ても重ならない構造(中 2 階や別棟階段)の場合、通常配置で階段を繋げばよく、マルチレベル運用は不要です。1F の入口(3:1:1)から内部を撮り進め、階段ランプを跨いで 2F の内部へとそのまま連結します。階段下・階段上といった個別の階段ポイントは置かず、1F 側最後のポイント(⑤)と 2F 側最初のポイント(⑥)を階段寄りに配置するだけで自然に繋がります。
10. 上下重なる × 階段を撮影しない(シンプル)
上下重なる建物で階段空間を撮影しない場合は最もシンプルです。1F・2F は別レベルとして個別に撮影し、フロア間の移動はマルチレベル UI のボタンのみで行います。ストリートビュー側の「マルチレベルUI(切替ボタン)」でフロアを切り替えてもらう運用です。
11. 上下重なる × 階段を撮影する場合
通常、マルチレベルで作成した 1F と 2F は独立しており、互いに繋がりません。階段経由でフロアを行き来できるようにしたい場合は、踊り場のポイント(図の⑧)を 1F レベル・2F レベルの「両方」に同時所属させることで例外的に連結できます。これがマルチレベル運用の核心です。
撮影は 1F 内部 → 階段下 → 踊り場 → 2F 内部 の順に進めます。踊り場が両フロアからアクセスできる「中継点」として機能するため、見学者はどちらのフロアからも階段を上り下りして反対側のフロアへ移動できます。
12. 本館と離れ × 長い通路(マルチレベルで分割)
本館と離れの間の通路が長い場合、通路だけで何ポイントも撮影するのが無駄になります。そこで本館と離れをそれぞれ独立したマルチレベルとして撮影し、長い通路は撮影せずスキップします。離れ側に到達したら再度入口(3:1:1)を撮影し、本館⇄離れの行き来はマルチレベル UI のボタンで切替えてもらいます。
この使い方は「上下重なる」ケースだけでなく、横方向に建物が分かれているケース(本館と離れ、別館、渡り廊下の先の宴会場など)でも有効です。
13. 縦長通路型
倉庫・トランクルーム・細長い店舗のような、両側に区画が並ぶ通路を歩いて見せるタイプです。図の中の収納区画は撮影対象外(中に入らない)で、撮影は L 字通路の歩行ライン上で行います。
節約のコツ:交差や分岐のない直線部分はポイント間隔を広めに取ります(④→⑤の例)。一方で、L 字に折れる「角」は必ずポイントを置きます(⑤)。角を抜くと、見学者がその先の動線へ自然に繋がらなくなるためです。
14. 複合型(実店舗イメージ)
実際のお店は、入口・オープンな店内・個室などの組み合わせです。近いパターンを足し合わせてイメージしてください。
ポイント数とプランの目安
ポイント数に応じて、4 つのプランからお選びいただけます。
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