2025年4月30日に「バーテンディングサービス(Bartending Service)」のカテゴリがGoogleビジネスプロフィールに追加されました。
※Googleの公式解説がないため、内容は著者の解釈に基づきます。
バーテンディングサービス(Bartending Service)カテゴリ
Googleビジネスプロフィールに新たに追加された「バーテンディングサービス(Bartending Service)」は、イベントやパーティーなどにおいて、出張バーテンダーとしてカクテルやドリンクの提供サービスを行う事業者を対象としたカテゴリです。バーの店舗運営とは異なり、移動可能なスタイルで提供される「出張型サービス」という点に特徴があります。
■ どのような業種・業態が該当するか?
以下のような業種が「バーテンディングサービス」カテゴリに該当します:
- ウェディングや企業イベント等に出張するバーテンダー業者
- キャンピングイベントやアウトドアフェスなどでモバイルバーを展開する事業者
- 個人宅でのパーティーにバーテンダーを派遣するサービス
- ドリンク提供に特化したイベント会社の一部事業
- 移動式バー(トラックや屋台などを利用)
このカテゴリは、「バー(Bar)」や「カクテルバー(Cocktail Bar)」といった固定店舗型のカテゴリとは異なり、顧客の元へ移動してサービスを提供する業態を対象としています。
■ このカテゴリを選択する利点とは?
- 検索結果における精度向上
「出張バーテンダー」や「パーティーバーテンダー」などのキーワードで検索した際に、従来の「バー」カテゴリではマッチしにくかったビジネスも、的確にユーザーへ表示される可能性が高まります。 - サービスの特性を明確に伝えられる
「店舗ではなくサービス提供型」という自社のビジネスモデルを、カテゴリ名から明確にユーザーに伝えることができます。 - 競合が少ない新カテゴリで先行優位が可能
追加直後のカテゴリは、設定している事業者が少ないため、上位表示のチャンスが高まります。今が設定のチャンスです。
■ メインカテゴリ or 追加カテゴリ どちらで設定するべきか?
✅ メインカテゴリでの設定が適しているケース
- 店舗型のバーを持たず、完全に出張型バーテンディングを行っている場合
- イベント・ブライダル関連の請負が中心で、ドリンクサービスが主要サービスである場合
- 飲食業ではなく、サービス業としてドリンク演出なども含めて提供している場合
➕ 追加カテゴリでの設定が適しているケース
- 通常はバー営業をしており、イベント等での出張バーテンディングも副業として行っている場合
- 主にブライダルプランナー業を営み、付随サービスとしてバーテンダー派遣を行っている場合
- ケータリング業の一部としてドリンク部門が存在する場合
カテゴリ選択は、検索されたいキーワードとサービスの主軸が一致しているかどうかを基準に判断してください。
■ 設定方法(Googleビジネスプロフィールでの操作手順)
- Googleビジネスプロフィールマネージャーにアクセスします。
- 管理しているビジネスの一覧から、対象のビジネスを選択します。
- メニューから「プロフィールを編集」をクリックします。
- 「ビジネス カテゴリ」の項目にて、「バーテンディングサービス(Bartending Service)」を入力して選択します。
- メインカテゴリとして設定する場合はそのまま登録し、他にもカテゴリを追加したい場合は「別のカテゴリを追加」から設定が可能です。
■ 最後に
「バーテンディングサービス(Bartending Service)」というカテゴリの追加により、今まで「バー」カテゴリでは表現しきれなかった出張型サービスが、より的確にGoogle検索上でアピールできるようになりました。
このカテゴリは、出張型ビジネスやイベント特化型サービスにとって非常に重要なカテゴリとなる可能性があります。
まだ競合の少ない今のうちに、自社のビジネスに合致しているか確認し、設定を行うことをおすすめします。