Googleマイビジネスのカテゴリについて

Googleマイビジネスのカテゴリはどのように設定していますか?
メインカテゴリにすべきなのは?
追加カテゴリとは?

Googleマイビジネスのカテゴリの設定についてご説明いたします。

2020年11月4日にGoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールに名称変更されました。

カテゴリとは?

カテゴリはGoogleマイビジネスの登録時に必ず設定する項目となっています。
カテゴリはビジネスの事業内容を簡単明瞭にし、そのカテゴリのサービスを検索しているユーザーに見つけてもらいやすくなります。

そのため、正しいカテゴリを選択して設定しなければ自分のGoogleマイビジネスが検索で正しく表示されない可能性があります。
しかし、カテゴリは自分で自由に入力して設定することはできません。

Googleに定められたカテゴリの中から選択する必要があります。

この中から自分のビジネスに最も合っているカテゴリを選択し設定します。

カテゴリを設定するとGoogleマップ上で表示されるプレイスラベルの横に、そのカテゴリにあったアイコンが表示されます。

アイコンをクリックすると、そのビジネスのGoogleマイビジネスを表示することができます。

メインカテゴリ

メインカテゴリはビジネス全体を表すカテゴリを設定します。
メインカテゴリは複数設定できず、一つのカテゴリを選択しなければなりません。

例:

  • 「パパジョーンズ」は宅配ピザ店ですが、店内での飲食はできません。このようなお店のカテゴリは「宅配ピザ」、追加カテゴリは「持ち帰り用ピザ」となります(具体性に欠ける「宅配/出前」「テイクアウト」ではありません)。
  • 「米国海軍クレジット ユニオン」の場合は、「連邦クレジット ユニオン」を使用します(一般的な「銀行」にはしません)。
  • 「Super 8」はプール付きのモーテルです。このような場合のカテゴリは、「ホテル」よりも「モーテル」の方が適切です。また、「プール」はカテゴリに設定しないでください。
  • 「24 Hour フィットネス」であれば、カテゴリは「ヘルスクラブ」にします(設備である「スポーツジム」や「プール」ではありません)。
  • 「A1 キャッシング」であれば、「キャッシング サービス」にします(具体性に欠ける「銀行」ではありません)。
  • 「ウェンディーズ」はファースト フードのハンバーガー店ですが、デザート メニューもあります。この場合、カテゴリとしては「ファースト フード」を選び、追加カテゴリとして「ハンバーガー店」を選択します。カテゴリとして「スイーツ店」は選ばないでください。

事業体の中に別の組織が所有または運営する事業が含まれる場合は、ご自身の事業のカテゴリのみを使用します。

  • 「ツタヤ書店」内に「スターバックス」(カテゴリは「コーヒー ショップ」)があっても、カテゴリは「コーヒー ショップ」ではなく「書店」となります。
  • 「セブンイレブン」内に「セブン銀行 ATM」(カテゴリは「ATM」)があっても、カテゴリは「ATM」ではなく「コンビニエンスストア」となります。
  • ハードロック ホテル内に「Nobu」(カテゴリは「レストラン」)があっても、カテゴリは「レストラン」ではなく「ホテル」となります。

次のような併設事業の場合は、それぞれ別にページを作成します。同じ場所で両方のカテゴリを設定するのではなく、ページを 2 つに分けてください。また、2 つ目の事業には必ず別の名称を使用します(「部門」もご覧ください)。

  • ホテル / モーテル内のレストラン / カフェ / バー
  • 食材店 / スーパー内の薬局
  • 食材店 / スーパーに併設されたガソリンスタンド

Googleマイビジネスヘルプ:カテゴリ

Googleでもこのように記されており、複数のビジネスはそれぞれのGoogleマイビジネスを作る必要があります。

追加カテゴリ

追加カテゴリはメインカテゴリで設定したカテゴリと関連性のあるものを選択してください。
可能な限り具体的にビジネス内容を示すカテゴリを設定します。
基本的には、メインカテゴリが広義でとらえたもの。追加カテゴリがさらに具体的に狭義でとらえたものと考えてもらうとわかりやすいです。

例えば、メインカテゴリを「レストラン」とした場合、追加カテゴリを「ピザ店」や「パスタ専門店」とすると、レストランでユーザーが検索した場合引っ掛かりやすくなります。

メインカテゴリを「ピザ店」や「パスタ専門店」にするよりもユーザーの目に留まる可能性が広がります。
メインカテゴリを「レストラン」にし、追加カテゴリを「遊園地」にすると全く違うカテゴリなので関連性が低く、当然のことながらMEO的に良くありません。
追加カテゴリは自分のGoogleマイビジネスのオーナー確認を完了しなければ設定することができません。

オーナー確認はこちらを参考に進めてください。

カテゴリ固有の機能

カテゴリによっては固定の機能がついているものもあります。

  • ホテルのリスティングでは、ホテルの評価やアメニティ情報の一覧が表示されます。
  • 飲食店の場合は、オンライン注文、予約、メニューの表示を行うためにリスティングに URL を追加することができます。また、直接メニュー品目を追加することもできます。
  • サービス業や健康美容ビジネスの場合は、リスティングに予約ボタンを追加したり、サービスのメニューを更新したりできます。
Googleマイビジネスヘルプ:カテゴリ

ホテルの場合

カテゴリをホテルに設定し、情報を入力しておくとホテルを1~5つ星でされた評価やホテルの詳細からアメニティ(Free Wi-Fi,駐車場等)が表示されるようになります。

さらに、チェックイン/チェックアウトの時間やサイトの価格比較を表示してくれます。

Google でホテルを検索すると、ホテルクラスの評価が表示されることがあります。1〜5 つ星による評価で、これを使って検索を絞り込めます。ホテルクラスの評価は、各ホテル概要のクチコミ評価の後に表示されます。ホテルクラスの評価とクチコミ評価は異なりますので、ご注意ください。

Google は、サードパーティ パートナー、直接検索、ホテル経営者からのフィードバック、ホテルの属性(料金、所在地、部屋のサイズ、設備など)を調べて評価する機械学習の推論など、さまざまな情報源からホテルクラスの評価に関するデータを収集しています。2 つ星ホテルが手頃な料金でシンプルな部屋を提供しているのに対して、4 つ星ホテルは贅を尽くした内装、専用コンシェルジュ、24 時間営業のルームサービスのほか、バスローブやミニバーなどの豪華な設備を備えている場合があります。

Googleマイビジネスヘルプ:ホテルクラスの評価

Google でホテルを検索すると、Wi-Fi サービスやスイミング プールなどホテルの設備に関する情報が表示されることがあります。

こういった情報はさまざまな情報源から取得されており、宿泊施設を選ぶ際に役立ちます。

Googleマイビジネスヘルプ:ホテルの設備情報

さらに立地情報も表示されるため、該当のホテル周辺のおすすめスポットや移動距離が一目でわかるようになります。

ホテルはGoogleが力を入れている事業の一つなので非常に多くの情報が表示されるようになっています。

Googleマイビジネスを整えさえすれば、Googleが自動でユーザーにわかりやすいように情報を整理してくれるサービスを活用することができます。

飲食店の場合

Googleマイビジネスにオンライン注文、予約、メニューのリンクを追加するだけで、ユーザーがGoogleマイビジネスから直接確認することができます。
また、Googleマイビジネスにはメニューを載せることができるようになっています。
単品の商品だけでなく、コースや飲み放題の掲載もできます。
写真をつけて登録をするとよりわかりやすくなります。

カテゴリを設定・変更する方法

管理画面に入れる場合

管理画面左側の「情報」をクリック または 管理画面の中央の「情報」をクリックします。

クリックすると右側に「ビジネス名」や「カテゴリー」、「住所」等が表示されます。

画面上部にカテゴリがありますので、🖊のマークをクリックします。

クリックすると中央にポップアップが出てきますので、掲載したいカテゴリに最も近いカテゴリを選択し「適用」をクリックすると掲載完了です。

メインカテゴリはホテルや飲食店・レストラン等大きく分けるものが良いとされています。
追加カテゴリは最大9つ設定できますので、さらに具体的なカテゴリを設定します。

※反映されるまで少し時間がかかる場合もございます。

管理画面に入れない場合

カテゴリを掲載したいGoogleマイビジネスを検索し、「情報の修正を提案」をクリックします。

クリックすると中央にポップアップが出てきます

「名前またはその他の情報を変更」をクリックします。

クリックするとまた中央にポップアップが出てきます

「カテゴリ」をクリックします。
正しいカテゴリに最も近いカテゴリを選択し送信します。

まとめ

  • カテゴリ一つで、検索結果に表示されない、または順位が上位に表示されないこともあるため、カテゴリは自分のビジネスに沿ったものを設定しなければなりません。
  • メインカテゴリとサブカテゴリはそれぞれに合った活用方法があります。
  • カテゴリの設定一つでGoogleマップで見たときのアイコンが変わり、Googleマイビジネスの表示も変わります。
  • カテゴリ固有の機能を活用するためには、Googleマイビジネスを整備し情報の入力を行わなければいけません。
  • カテゴリ固有の機能は検索するユーザーにとってより便利な機能です。Googleマイビジネスを最大限に活用し集客に役立てましょう。