「2025年1月29日」に「K-12学校(K-12 School)」のカテゴリがGoogleビジネスプロフィールに追加されました。
※Googleの公式解説がないため、内容は著者の解釈に基づきます。
「K-12学校」カテゴリとは
「K-12学校(K-12 School)」は、幼稚園から高校までの教育をひとつの学校で提供する教育機関向けのカテゴリです。「K-12(ケー・トゥエルブ)」は、幼稚園(Kindergarten)の「K」から、高校の最終学年にあたる12年生(Grade 12)までを表す言葉で、主にアメリカやカナダなどの教育制度で使われています。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)では、学校や施設が何を提供しているのかをGoogleに伝えるために「カテゴリ」を設定します。このカテゴリが加わったことで、幼稚園から高校までを一貫して運営している学校が、その特徴をそのままカテゴリで伝えやすくなりました。
海外から日本へ転勤してきた家庭など、母国の教育制度に慣れた保護者にとっては、「K-12」は学校を探すときに自然に使う言葉のひとつと考えられます(一般論)。日本語での呼び方とは別に、英語で学校を探す人に見つけてもらう入口になりうる点が、このカテゴリの特徴です。
日本の学校制度は「幼稚園・小学校・中学校・高校」と段階ごとに分かれているため、「K-12」という言葉はまだ一般的ではありません。日本で当てはまるのは、海外の教育課程を採用しているインターナショナルスクールや、幼稚園から高校までを同じ学校法人で一貫して運営している私立校などが中心になると考えられます。保護者が学校を探すときにどの言葉で検索するかを考えたうえで、このカテゴリが自分の学校に合うかを判断することが出発点になります。
このカテゴリを設定すべき施設・業種
「K-12学校」カテゴリは、幼稚園から高校までの複数の教育段階を、ひとつの学校として運営している教育機関で検討する価値があります。次のような学校が当てはまると考えられます。
これらの学校に共通するのは、入学を考える家庭が「幼稚園から高校まで通わせられるか」という長い期間で学校を比べている点です。カテゴリでその特徴が伝わると、学校のプロフィールを開く前の段階から、保護者が探している学校の条件に合っていることを示しやすくなると考えられます。
反対に、小学校だけ、高校だけといったように、一つの教育段階だけを提供している学校は、「小学校」「高等学校」などの段階ごとのカテゴリの方が実態に合います。また、学習塾や英会話教室のように、学校教育を補う習い事の教室は、このカテゴリではなく教室の種類に合ったカテゴリを選ぶ方が自然です。キャンパスが離れた場所に分かれている場合は、それぞれの所在地をどう登録するかもあわせて確認してください。
- インターナショナルスクール:海外の教育課程に沿って幼稚園から高校までを運営する学校
- 一貫教育の私立校:幼稚園から高校までを同じ学校法人が一つの学校として運営する学校
- 国際的な教育プログラムの認定校:国際バカロレアなどの教育プログラムを複数の段階で提供する学校
- 外国人学校:特定の国の教育制度に沿って、幼児期から高校段階までを受け入れる学校
- ミッションスクール:宗教系の学校法人が、幼稚園から高校までを一貫して運営する学校
メインカテゴリに設定すべき?追加カテゴリに設定すべき?
Googleの公式ヘルプでは、メインカテゴリには「ビジネスを最もよく表す、できるだけ具体的なカテゴリ」を選ぶよう案内されています。幼稚園から高校までの全段階を一つの学校として運営していて、保護者にもそのように知られているのであれば、「K-12学校」をメインカテゴリに設定することを検討してよいでしょう。
一方、学校として最も知られている呼び方が「インターナショナルスクール」である場合や、一部の教育段階だけを提供している場合は、その実態に合ったカテゴリをメインにし、「K-12学校」は追加カテゴリにする方が自然です。公式ヘルプでは、追加カテゴリは提供している部門やサービスを説明する少数に留め、商品やサービスの数だけ付けないよう案内されています。
どちらが良いか迷う場合は、入学を考えている保護者が最初に検索しそうな言葉はどちらかを目安にしてください(著者の解釈)。また、同じ敷地の中にあっても、別の法人が独立して運営している幼稚園や学童保育などは、学校のプロフィールにカテゴリを足すのではなく、それぞれが自分のビジネスプロフィールを持つのが公式の考え方です。
カテゴリ設定がGoogleマップ・Google検索に与える影響
Googleの公式ヘルプには、選んだカテゴリがGoogleでのローカル検索の順位に影響すると明記されています。Googleマップや「地域名+インターナショナルスクール」のような検索で表示される学校の順番は、主に「関連性(検索した言葉と学校の情報がどれだけ合っているか)」「距離(探している人からどれだけ近いか)」「知名度(どれだけ広く知られているか)」の3つで決まると公式に説明されており、カテゴリは関連性を伝える基本的な情報のひとつです。
公式ヘルプでは、メインカテゴリが「ピザ店」のお店は「レストラン」「イタリア料理店」「ピザ」といった検索でも表示されることがある、という例が紹介されています。ひとつのカテゴリが、いくつもの検索の言葉への入口になるということです。学校の場合も、実態に合ったカテゴリを選んでおくと、保護者がさまざまな言い方で学校を探したときに見つけてもらえる可能性が広がると考えられます。
ただし、カテゴリを変えただけで順位がどれだけ上がるかは公表されていません。公式ヘルプは、ビジネス情報をできるだけ詳しく正確に入力することが関連性を高めると案内しています(一般論として、学校説明会の情報や校舎の写真などもあわせて整えておくと、保護者が比べるときの判断材料になります)。
Googleビジネスプロフィールでのカテゴリ設定方法
以下の手順で設定できます。
- Googleビジネスプロフィール(Googleビジネスプロフィールマネージャー)を開き、対象のビジネスを選びます。
- 「プロフィールを編集」を選びます。
- 「業種」の横にある編集アイコンを選びます。
- メインカテゴリにする場合は「メインカテゴリ」の欄に、追加カテゴリにする場合は「別のカテゴリを追加」を選んでから、カテゴリ名を入力します。
- 表示された候補からカテゴリを選び、「保存」を選びます。
カテゴリを追加・変更すると、ビジネスのオーナー確認をもう一度求められることがあります。
まとめ
「K-12学校(K-12 School)」は、幼稚園から高校までの教育を一つの学校で提供する教育機関向けのカテゴリです。全段階を一貫して運営し、そのように知られている学校ならメインカテゴリに、「インターナショナルスクール」など別の呼び方で知られている学校や、一部の段階だけを提供する学校なら追加カテゴリに、という考え方で選ぶと迷いにくくなります。
Googleはカテゴリが検索順位に影響すると公式に説明しています。一方で、カテゴリを追加・変更すると、オーナー確認をもう一度求められることがある点には注意が必要です。入学説明会の前など、問い合わせが増える時期の直前に変更するのは避けた方が安心です(著者の解釈)。
いまのGoogleビジネスプロフィールで、学校のカテゴリが実際の教育内容と合っているかを一度見直してみてください。ほかの業種のカテゴリも、下のカテゴリ一覧から探せます。
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