Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録する電話番号は、ユーザーの「今すぐ連絡する」という行動を直接引き起こす唯一のボタンです。検索結果・Googleマップ・ナレッジパネルに表示され、タップ1回で発信できます。しかし、どの電話番号を登録するかで集客効果が大きく変わり、設定を間違えると、Googleからの評価低下・お客様の離脱・MEO順位ダウンに直結します。Google ストリートビュー認定11年・553件の運用支援を提供してきたおもてなしドットコムが、市外局番付き固定電話・フリーダイヤル・IP電話/携帯番号の使い分け、変更方法、NAP整合性の重要性まで、2026年最新仕様で完全解説します。
・電話番号は「今すぐ連絡する」を引き起こす唯一のCTAボタン。設定次第で集客数が大きく変わる
・原則は「市外局番付きの固定電話」がMEO最強。Googleのローカル性評価に直結する
・0120/0570(フリーダイヤル)は補助番号として、050/070/080/090(IP/携帯)は単独使用は原則NG
・NAP整合性(公式サイト・SNS・食べログ等と完全一致)が崩れると、Googleの評価が自動低下する
・2026年は AI Overviews / Ask Maps にも引用される時代。電話番号の正確性が新たな差別化軸に
友添 成隆(株式会社おもてなしドットコム 代表取締役)
Googleが「Google マイビジネス」を発表(2014年6月)した半年後の 2015年1月に創業し、Google ストリートビュー認定撮影パートナーとして 11年間 553件の店舗・施設のGBP運用を支援。 Google Street View Summit 全4回連続招待(うち現地参加は後の3回)(2017・2018・2019)。Google Places → Googleマイビジネス → Googleビジネスプロフィール の全名称変遷をリアルタイムで把握してきた業界最古参のGBP/MEO/SV実務家。
電話番号の正しい設定が集客を左右する理由【3分で結論】
店舗オーナーの多くは電話番号を「最初に登録したらそれで終わり」と思いがちです。しかし電話番号はGBPの中で最も即時性のあるCTA(行動喚起)であり、設定次第で集客効果が数倍変わる要素です。
電話番号が集客に直結する3つの理由
- ① 「今すぐ発信」を生む唯一のCTA: ユーザーがGBPから1タップで電話発信できる・即時集客が可能
- ② GBPパフォーマンス(インサイト)で効果測定できる: 月次の電話発信数がGA4で計測可能・ROIが明確
- ③ MEO順位のローカル性評価に直結: 市外局番=その地域の店舗と認識される・知名度シグナルの一つ
本記事の構成
本記事ではまず§2〜§3で「電話番号の重要性と3種類の使い分け」、§4〜§6で「市外局番・フリーダイヤル・IP電話の使い分け」、§7〜§10で「複数番号・変更方法・違う問題・NAP整合性」、最後に§11〜§13で「業種別・効果測定・AI時代」を扱います。すぐに使える「電話番号3種類の使い分け早見表」は§3にあります。
【警告】電話番号設定を間違えると起きる5つの集客被害
電話番号は「設定しておけば何でもよい」のではなく、Googleが店舗の地域性・信頼性を判定する重要情報です。間違った電話番号を登録すると、連鎖的な集客被害が発生します。当社が11年間で受けてきた相談から、典型的な5つの被害を整理します。
被害① 電話発信ボタンが表示されない・使われない
電話番号を登録していないと、検索結果・Googleマップに「電話」ボタンそのものが表示されません。ユーザーは別の店舗を選ぶか、公式サイトに飛んで別ページから電話番号を探す手間が発生。「今すぐ電話したい」層を丸ごと取り逃がすことになります。
被害② MEO順位のローカル性評価が下がる
Googleは市外局番からその店舗が「どの地域の店舗か」を判定します。地域性がローカル順位に影響するため、携帯番号のみ・IP電話のみだとこのシグナルが弱くなります。特に「地域名+業種」で検索されたときに、同じエリアの競合店との順位差が出やすくなります。
被害③ サービス対象エリア判定エラー
出張サービス・宅配業・水道工事などの「サービス対象エリアを広く指定する業態」では、電話番号の市外局番とサービス対象エリアが整合していないと、Googleが「この業者はどの地域の業者か」を判定できず、表示エリアが絞られてしまいます。
被害④ 不正アクセス・なりすまし・他店舗乗っ取りリスク
電話番号は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認に使われる重要な認証情報です。他店舗・競合店が同じ電話番号で登録を試みる「なりすまし」や、廃業した前テナントの番号を引き継いだ場合の「複数登録」などで、自店舗プロフィールが意図しない状態になるリスクがあります。
被害⑤ NAP整合性が崩れて「信頼できない」と評価される
NAP(Name/Address/Phone)は、Googleが店舗の信頼性を評価する基礎データです。公式サイト・食べログ・ホットペッパー・ぐるなび・SNSで電話番号がバラバラだと、Googleは「この店舗の正しい情報が分からない」と判断し、MEO評価を下げます。一度崩れたNAP整合性の修復には数ヶ月かかります。
【保存版】電話番号3種類と使い分け早見表
Googleビジネスプロフィールで使える電話番号は大きく3種類に分けられます。それぞれ特性と向き不向きがあり、正しい使い分けが集客効果を最大化します。
| 種類 | 番号例 | メイン番号として使える? | MEO評価 | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|
| ① 市外局番付き固定電話 | 03-XXXX-XXXX(東京) 06-XXXX-XXXX(大阪) 078-XXX-XXXX(神戸) | ◎ ベスト | ◎ 最高 | 店舗・事務所・実店舗の主力番号 |
| ② フリーダイヤル | 0120-XXX-XXX 0570-XXX-XXX | △ 補助のみ | ○ 中 | 全国対応・コールセンター・補助番号として |
| ③ IP電話・携帯 | 050-XXXX-XXXX 070/080/090-XXXX-XXXX | × 単独はNG | △ 低 | 固定電話の追加番号・スマホ連携用 |
選び方の判断フロー
- 実店舗・固定の事務所がある → ① 市外局番付き固定電話を主要番号に設定(NTT/光電話等)
- 複数店舗・全国展開・コールセンター運用 → ② フリーダイヤルを主要番号、各店舗の固定電話を追加番号
- 個人事業・出張業態で固定電話がない → ① 市外局番の光電話(月300円〜)を最低限契約することを強く推奨
「とりあえず携帯番号で登録」は絶対避けてください。MEO評価が明確に下がり、競合との順位差がつきます。固定電話の契約費用は月数百円〜数千円と低コスト。これを惜しむと、数十倍〜数百倍の集客ロスになります。
なぜ「市外局番付き固定電話」が最強なのか
市外局番付き固定電話(03/06/075/078など)がGBPで最強の理由は、Googleが店舗のローカル性を判定する最重要シグナルだからです。当社が11年間の運用支援で蓄積した知見から、理論と実務の両面で解説します。
理由① 市外局番が「地域識別子」として機能する
日本の市外局番は地域ごとに割り振られています。「03」は東京23区、「06」は大阪市、「078」は神戸市というように、番号の冒頭4〜5桁で地域が特定できます。Googleのアルゴリズムはこれを「この店舗はこの地域の店舗」と明確に判定し、地域検索(例: 「渋谷 カフェ」)の結果に反映させます。
理由② NAP整合性が取りやすい
固定電話番号は、看板・名刺・公式サイト・パンフレット・食べログ・ホットペッパー等、様々な媒体で同じ番号を使い続けやすいです。一方、携帯番号は個人所有ゆえに変わりやすく、媒体間で表記が揺れやすい弱点があります。NAP整合性の担保は、固定電話の方が圧倒的に容易です。
理由③ 「事業実態がある」シグナル
固定電話回線を契約しているということは、「特定の住所で営業している事業体」であることの証明になります。Googleは Googleビジネスプロフィールを通じて「真実の情報を提供すること」を重視しており、固定電話はその事業実態を裏付ける重要な証拠になります。
光電話・ひかり電話は固定電話と同等
2026年現在、多くの店舗が「光電話」「ひかり電話」(NTT、ソフトバンク光、ドコモ光 等)を利用しています。これらも市外局番を持つ固定電話と同等で、GBPでの扱いは従来のアナログ固定電話と同じです。料金も月300〜500円程度と低コストで、固定電話番号のメリットを享受できます。
0120/0570(フリーダイヤル)はビジネス用として使える?
フリーダイヤル(0120/0570)はユーザー側が無料または低料金で電話できる番号で、全国対応・コールセンター運用に便利です。しかしGBPのメイン番号として使うかどうかは慎重な判断が必要です。
フリーダイヤルを使うべきケース
- 全国対応のコールセンター: 通販・カスタマーサポート等で全国から電話を受ける業態
- 複数店舗の統合窓口: 各店舗の問い合わせを本部のフリーダイヤルで一括対応
- 大企業・全国チェーン: ブランド統一・認知度向上のため
フリーダイヤルの注意点
- ① ローカル性が弱い: 全国番号なので「特定の地域の店舗」というシグナルが出ない
- ② 通話料負担: 店舗側が通話料を負担する(1分10〜30円程度)
- ③ GBPの運用では「追加番号」扱いが理想: メイン番号は各店舗の固定電話、フリーダイヤルは追加番号という運用
複数店舗企業の推奨運用
全国に店舗を持つ企業の場合、各店舗のGBPは「その店舗の市外局番付き固定電話」をメイン番号、追加番号としてフリーダイヤルを登録するのが最適です。これによりローカル性と全国統一の両方を担保できます。多店舗管理は MEO対策サポートツール「おもてハブ」(1店舗150円〜)で一括管理が効率的です。
050/070/080/090(IP電話・携帯)の扱い
050(IP電話)・070/080/090(携帯電話)は、GBPのメイン番号として単独使用は原則NGです。補助番号や出張業態の限定用途を除いて、固定電話への切替を強く推奨します。
IP電話・携帯を使うべきではない4つの理由
- ① 地域識別子がない: 050は「日本全国」、070/080/090は「個人」と認識され、特定地域との紐付けがない
- ② MEOのローカル性評価で不利: 同じ地域の競合店が固定電話を使っていると、その店舗に順位で負けやすい
- ③ 信頼性の観点: 携帯番号は個人所有のイメージが強く、「事業者として信頼できるか」のユーザー判断に影響
- ④ 番号変更リスク: 携帯番号はキャリア変更・解約で番号が変わりやすく、NAP整合性の維持が困難
例外的に携帯番号を使える業態
- 「サービス対象エリアあり・固定住所なし」業態: 出張整備・鍵交換・水道工事など、お客様の自宅に伺う業態で、事務所住所を公開しない場合
- 個人事業主の起業初期: 光電話の契約までの一時的な運用(早期に固定電話へ移行推奨)
IP電話・携帯を「追加番号」として使うのは可
GBPにはメイン電話番号1つ+追加電話番号最大2つが登録できます。メイン番号に固定電話を登録し、追加番号として050や携帯番号を設定するのは問題ありません。例えば「店舗の固定電話(メイン)」「代表の携帯電話(追加)」のような運用は、オーナーが緊急連絡を受けられる体制として合理的です。
複数電話番号の登録方法(メイン番号・追加番号最大2本)
Googleビジネスプロフィールでは、1店舗あたりメイン電話番号1つ+追加電話番号最大2つ、合計3つの番号まで登録できます。複数番号を使い分けることで、ユーザーの利便性と店舗の運営効率を両立できます。
メイン番号と追加番号の違い
| 種類 | 表示場所 | 役割 |
|---|---|---|
| メイン電話番号 | 検索結果・Googleマップ・ナレッジパネルで最も目立つ位置 | 「今すぐ発信」の主要CTA。もっとも電話がかかる番号 |
| 追加電話番号1 | プロフィール詳細内・「その他の電話」として表示 | 部門別・時間帯別・外国語対応などの補助窓口 |
| 追加電話番号2 | 同上 | 同上 |
複数番号の運用例
- 飲食店: メイン=店舗固定、追加=代表の携帯(緊急対応)、追加=ケータリング受付
- クリニック: メイン=受付直通、追加=予約受付、追加=FAX番号(番号として登録のみ)
- 多店舗チェーン: メイン=店舗固定、追加=本部フリーダイヤル、追加=オンライン対応窓口
複数番号を登録する時の注意点
- 番号ごとに「いつ使う番号か」「誰が対応するか」を明確に(ユーザーに伝える場合はGBPの「説明」欄に明記)
- すべての番号がNAP整合性(公式サイト・SNS等と一致)を満たすこと
- 使われない番号は登録しない(古い番号・廃止予定の番号は即削除)
電話番号の変更方法(PC版・スマホ版・電話認証の手順)
電話番号の変更手順は、PC版・スマホ版で基本的に同じですが、Googleの審査と電話認証のプロセスがあるため、即時反映されない点に注意が必要です。
PC版(business.google.com)での変更手順
Google検索で自店舗名を検索 → ナレッジパネルから「プロフィールを編集」、または business.google.com から管理画面に入ります。
プロフィール編集画面で「連絡先」セクション内の「電話番号」フィールドをクリック。鉛筆マークから編集モードに入ります。
メイン電話番号を新しい番号に変更。追加番号を登録する場合は「電話番号を追加」をクリック。国番号(+81)と市外局番を含めた形式で入力します(例: +81-3-1234-5678)。
保存後、Googleの審査を経て反映されます。通常は24〜72時間で反映。過去に違反履歴がある場合や、大幅な番号変更の場合は電話認証を求められることがあります(Googleから登録した番号に電話がかかってくる・自動音声で認証コードが伝えられる)。
スマホ版での変更手順
2024年7月にGBP専用アプリは廃止されたため、スマホでの管理はGoogle検索画面から行います。Google検索で自店舗名を検索 → ナレッジパネルの「プロフィールを編集」をタップ → 「電話番号」 → 新しい番号を入力 → 保存、という流れです。
電話認証の受け方
電話認証を求められた場合、登録した電話番号にGoogleから自動音声の電話がかかってきます。電話に出ると「認証コードは○○○○です」と読み上げられます。このコードを管理画面に入力すると認証完了。登録番号が実際に受発信可能な番号であることが前提なので、IP電話や携帯の番号が古い場合は注意が必要です。
多店舗の電話番号一括変更
10店舗以上の電話番号を一括で変更する場合は、CSV一括インポートまたは MEO対策サポートツール「おもてハブ」で管理すると効率的です。CSV一括インポートは 10店舗以上のビジネス一括オーナー確認 の手順が参考になります。
「Google上の電話番号と実際の番号が違う」問題と対策
「Googleマップに表示されている電話番号が、うちの店の実際の番号と違う」という相談も最近増えています。原因はいくつかあり、それぞれに対策が必要です。
考えられる原因
- ① 前のテナントの番号が残っている: 居抜き物件で開業し、前店舗の番号が残っているケース
- ② ユーザーの「修正提案」で変更された: 第三者が修正提案を出し、Googleが承認してしまった
- ③ 食べログ・ホットペッパー等の外部サイトから取得: 外部サイトの古い番号情報をGoogleが参照している
- ④ 自分で誤登録した: 桁抜け・数字打ち間違いに気づいていない
- ⑤ 他店舗の番号がなりすまし登録された: 悪意のある第三者が自店舗プロフィールを乗っ取ろうとしている
対処の5ステップ
- 管理画面にログインしてオーナー権限を確認: もし他者に乗っ取られている場合は オーナー権限のリクエスト から取り返す
- 電話番号を正しい番号に修正・保存: 審査期間24〜72時間を経て反映
- 外部ポータル(食べログ・ホットペッパー等)の番号も同時更新: 古い番号情報が残っていると再発する
- 公式サイト・SNSの電話番号も統一: NAP整合性を担保
- 1〜2週間後に再確認: Googleに浸透したか確認・必要ならさらに対応
繰り返し勝手に変更される場合
上記の対処をしても繰り返し勝手に変更される場合は、悪意のある競合や第三者による「修正提案」攻撃の可能性があります。Googleサポートに「プロフィールが繰り返し勝手に変更される」と通報してください。また、店舗のオーナー権限を複数人で共有することで、変更通知を見逃しにくくなります。
NAP整合性:公式サイト・SNS・ポータルとの統一が必須
NAPはName(店舗名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の3要素で、Googleが店舗情報の信頼性を判定する基礎データです。電話番号はこのNAP整合性の要の1つ。公式サイト・SNS・食べログ・ホットペッパー・ぐるなび・ぐるたび等、すべての媒体で完全に同じ表記でなければなりません。
NAP表記の統一例
| OK(統一) | NG(表記揺れ) |
|---|---|
| 03-1234-5678 | 03(1234)5678 / 03.1234.5678 / 0312345678 |
| TEL: 078-123-4567 | TEL:078-123-4567 / Tel 0781234567 |
| +81-3-1234-5678(海外対応時) | 81-3-1234-5678 / 81 3 1234 5678 |
統一を徹底すべき主要媒体
- Googleビジネスプロフィール(メイン・追加番号すべて)
- 公式サイトのフッター・お問い合わせページ・会社概要
- Instagram・X・Facebook・LINE公式・YouTube等のSNSプロフィール
- 食べログ・ホットペッパー・ぐるなび・Yahoo!ロコ・エキテン等のポータル
- 求人サイト(Indeed・タウンワーク等)
- 口コミサイト(みん評・カカクコム等)
- 名刺・パンフレット・チラシ・メニュー表・看板
NAP整合性の継続監視
一度統一しても、時間が経つと各ポータルや外部サイトで情報が古くなっていくことがあります。3〜6ヶ月に1回は自店舗名で検索し、電話番号の表記が媒体間で統一されているか確認してください。NAP整合性の詳細は Googleビジネスプロフィールで重要なNAPとは? で解説しています。
業種別の電話番号設定の注意点
業種ごとに電話番号の使い方には違いがあります。当社が11年間で支援してきた9業種別のノウハウを整理します。
飲食店(予約・ランチタイム殺到対策)
- メイン=店舗固定(予約専用)・追加=代表の携帯(緊急対応)の2本体制が理想
- ランチタイムの電話殺到を回避するなら、予約受付を Airリザーブ・食べログ予約・Toreta等の予約システムに一本化
- GBPの「最新情報」投稿で「電話よりLINE予約がスムーズです」と誘導するのも有効
クリニック・歯科(予約専用・受付時間対応)
- メイン=受付直通(診療時間内対応)・追加=24時間予約受付(WEB連動ができる場合)
- 受付時間外の電話対応ルール(留守電・緊急連絡先)を GBPの説明欄に明記
- 予約電話を減らしたいならWEB予約(EPARK・ドクターズ・キャップス等)への誘導を
美容室・サロン(予約時間帯・深夜営業対応)
- メイン=サロン直通(営業時間内)・追加=LINE公式のBOT応答URL(24時間予約可)
- 「22時以降の電話はLINEでお願いします」等の運用ルールを明記
介護施設(入居相談・24時間対応)
- メイン=施設代表直通(入居相談)・追加=24時間緊急連絡先(家族からの緊急時)
- 平日日中の窓口と、夜間・休日の緊急窓口を明確に区別した運用が重要
24時間営業業態(ホテル・ジム・コンビニ・ガソリンスタンド)
- メイン=24時間受付可能な固定電話・追加なしでシンプル運用
- スタッフ不在時間帯は留守番電話・自動応答で緊急対応フローを明示
業種別の具体的な事例は 公開事例 553件 からご参照いただけます。
電話発信効果の測定(GBPパフォーマンス・GA4連携)
電話番号の設定が本当に集客に効いているかを把握するには、計測の仕組みが必要です。GBPの標準機能と、Google Analytics 4(GA4)の連携で効果を数値化できます。
GBPパフォーマンス(旧インサイト)で見える指標
2026年現在、GBPパフォーマンス機能で見られる電話関連の指標は以下です。
- 通話数: 月次の電話発信数(GBPの「電話」ボタンからの発信)
- 道順のリクエスト: 電話と並ぶ主要CTAとして比較可能
- サイトクリック数: 電話以外のCTAの発動数
2026年現在、GBPのパフォーマンス画面ではプロフィール閲覧数・写真閲覧数・マップクリック数は非表示になっています。見られるのは道順・電話・サイトクリックの3指標のみ。以前より計測の粒度が粗くなっている点に注意してください。
GA4連携で電話発信を深く分析する
より詳細な分析が必要な場合、Google Analytics 4(GA4)との連携で電話発信をトラッキングできます。公式サイトに電話番号タグ(tel: リンク)を設置しておけば、GA4でクリック数・流入元・デバイス・時間帯別の分析が可能です。
多店舗の通話計測は専用ツールで一元化
複数店舗の通話数を統合して分析したい場合、MEO対策サポートツール「おもてハブ」(1店舗150円〜)では全店舗の通話数・道順数・クリック数を月次レポートで自動集計できます。本部マーケティング担当の工数を大幅に削減しながら、どの店舗の電話設定が効いているかを定量評価できます。
【2026年最新】AI Overviews / Ask Maps での電話番号活用
2026年、Google検索は AI Overviews(AI検索結果サマリ)と Ask Maps(Geminiによる対話型地図検索)が本格展開され、電話番号情報がAIの回答生成で直接使われるようになりました。
AI時代に電話番号が果たす新しい役割
「今すぐ予約できる歯科医院」「深夜に対応してくれる鍵屋」のような自然言語クエリに対し、AIはGBPの電話番号をスキャンして即時発信可能な店舗を回答に含めます。電話番号が正確で、NAP整合性が取れている店舗は、AIに引用されやすく、結果として新規顧客の発見機会が増えます。
AI引用されやすい電話番号設計の3条件
条件1: 市外局番付き固定電話で地域性を明示
条件2: NAP整合性が完全に取れている(公式サイト・SNS・GBP すべて同じ)
条件3: Schema.org の telephone プロパティを公式サイトに構造化データで埋め込んでいる
Schema.org での電話番号実装例
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "LocalBusiness",
"name": "スマイル歯科クリニック",
"telephone": "+81-3-1234-5678",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "1-2-3 Shibuya",
"addressLocality": "Shibuya-ku",
"addressRegion": "Tokyo",
"postalCode": "150-0002",
"addressCountry": "JP"
}
}
AI時代のGBP最適化全般は Googleビジネスプロフィール完全ガイド や 三角連携と構造化データ もあわせてご覧ください。
よくある質問FAQ 8問
Q1. 固定電話を持っていません。携帯番号だけでGBPを運用できる?
登録自体は可能ですが、強く推奨しません。MEOのローカル性評価が下がり、同じエリアの競合店に順位で負けやすくなります。光電話・ひかり電話なら月300〜500円で固定電話番号が取得できるので、事業の売上を考えれば絶対にコスパが良い投資です。
Q2. 電話番号を変更するとMEO順位は下がりますか?
短期的に下がる可能性があります。Googleは番号変更を「NAP整合性の変更」として扱い、新番号を各情報源で整合性確認するまで評価が不安定になります。通常3〜6ヶ月で元の水準に戻ります。変更時は公式サイト・SNS・ポータルすべてを同時更新することで、回復を早められます。
Q3. Googleマップに表示されている電話番号が実際と違います
前テナントの番号が残っている・ユーザーの修正提案で変更された・第三者によるなりすまし等が考えられます。管理画面から正しい番号に修正し、公式サイト・外部ポータルも同時更新してください。詳しくは §9 Google上の電話番号と実際の番号が違う問題と対策 をご覧ください。
Q4. 複数の番号を登録する上限は?
メイン電話番号1つ+追加電話番号最大2つ、合計3番号まで登録できます。追加番号は「部門別」「時間帯別」「外国語対応」等の補助窓口として活用します。詳しくは §7 複数電話番号の登録方法 をご覧ください。
Q5. フリーダイヤル(0120)を使うと不利になる?
メイン番号として単独で使うと、ローカル性評価が弱くなります。多店舗チェーンなら「メイン=店舗固定・追加=フリーダイヤル」の組み合わせが最適。全国対応コールセンターのみの業態は逆にフリーダイヤル主体でも問題ありません。
Q6. 電話認証が失敗します。どうすれば?
登録した番号が実際に受発信可能な状態であることが前提です。光電話やビジネスホンの場合、外線の着信転送設定・留守電設定で認証電話が正しく受けられていない可能性があります。一度すべての着信制限を解除してから再試行してください。それでも失敗する場合は、ハガキ認証・動画認証に切り替えましょう。
Q7. 電話番号を削除したい(公開したくない)
管理画面から電話番号フィールドを空欄にして保存できます。ただし電話番号を公開しない運用はMEO評価に明確にマイナスです。「電話対応の負荷を減らしたい」なら、メール・WEBフォーム・LINE予約等への誘導を GBP の「最新情報」投稿で促すなど、代替策を用意した上で削除することを推奨します。
Q8. 電話をかけてくる人の属性・件数を分析したい
GBPパフォーマンスで月次の通話数は把握できますが、属性(年齢・性別)までは分からない仕様です。より深い分析はGoogle Analytics 4(GA4)との連携で可能。公式サイトに tel: リンクを設置し、GA4イベントを発火させれば、流入元・デバイス・時間帯別の分析ができます。多店舗の場合は おもてハブの月次レポートで一括集計できます。
まとめ:今すぐやるべき電話番号設定3つのアクション
電話番号の設定はGBP運用の中で最も「一度決めたら崩さない」ことが重要な基本作業です。今日から実行できる3つのアクションでまとめます。
📋 今すぐやるべき電話番号設定3つのアクション
- メイン番号を「市外局番付き固定電話」に設定 — 光電話(月300〜500円)でも取得可能。携帯のみの方は固定電話契約を強く推奨
- NAP整合性の総点検 — 公式サイト・SNS・食べログ・ホットペッパー・ぐるなび等で電話番号の表記が完全統一されているか確認
- 効果測定の仕組みを作る — GBPパフォーマンスで月次の通話数を記録・GA4連携で詳細分析・多店舗は おもてハブ で一括集計
「NAP整合性がバラバラで直し方が分からない」「なりすまし変更が起きている」「多店舗の電話管理を効率化したい」など個別の悩みがある方は、無料相談をご利用ください。MEO対策サポート で店舗の現状診断と優先施策をご提案します。
おもてなし.comのGBP/MEO支援サービス
電話番号だけでなく、GBP全般・多店舗運用・写真・ストリートビューまで、当社では5系統のサービスでトータルサポートしています。
電話番号設定の無料相談
11年・553件の運用実績から、電話番号設定・NAP整合性・効果測定の現状診断と優先施策をご提案します。
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