Tour Creator終了後のバーチャルツアー作成完全ガイド | プロ代行・DIY両対応

Google Tour Creator は 2021年6月30日にサービス終了済みです

2018年にGoogleがリリースしたVRツアー作成ツール「Tour Creator」は、2021年6月30日に新規作成・既存ツアー閲覧ともに終了しました(Expeditionsも同日終了)。本記事は、当時Tour Creatorを検討していた方・これから「360度VRツアー/バーチャルツアーを作りたい」方に向けて、終了後の代替手段3つ(プロ代行・自社SV資産活用・DIY)を整理した実践ガイドです。

結論から先にお伝えすると、Tour Creator終了後に360度VRツアー/バーチャルツアーを作る選択肢は3つあります。うち2つ(Googleストリートビュー撮影・360view埋込)は弊社で代行可能で、残り1つはDIY(無料ソフト)です。検索意図とご予算によって最適解は変わるので、本記事で比較のうえご判断ください。

Tour Creator終了後の3つの選択肢(早見表)

選択肢概要公開先費用目安制作期間こんな方に
① Googleストリートビュー撮影Google認定代理店がパノラマ撮影し、Googleマップ/ビジネスプロフィールに公開Googleマップ・GBP・Google検索3万円〜(数箇所〜)最短7日集客・MEO効果を最重視する店舗・施設
② 360view(自社Web埋込)自社ドメインに360度画像を埋め込み、ポイント解説・ホットスポット付きツアーを表示自社Webサイト・LP数万円〜最短10日不動産・学校・採用向けなどGoogleに載せたくない用途
③ DIY(無料ソフト)自分で360度カメラ撮影→Kuula/Marzipano等の無料ソフトで組み立て各ソフトの共有URL機材3-10万円 + 時間習熟次第学習目的・個人プロジェクト

本記事では①②を中心に、実務的な違い・メリット・選び方を解説します。「プロに頼むといくら?どう違う?」と迷っている方はそのまま読み進めてください。

Tour Creator終了の経緯(2018〜2021)

Google Tour Creatorは、2018年5月にGoogleが発表した無料のVRツアー作成ツールです。360度写真やGoogleストリートビューの画像をベースに、誰でも簡単にインタラクティブなツアーを作成できる機能として、当初は教育現場(Google Expeditionsと連携)を中心に活用されました。

しかし2020年11月にGoogleはTour CreatorとExpeditionsの終了を発表し、2021年6月30日をもって両サービスは完全に停止。それまでに作成された一部ツアーは Google Arts & Culture に移行されましたが、新規作成・自社ツアーの継続運用はできなくなりました。

一方、Googleは同時期にGoogleストリートビュー(店内版・屋内版を含む)を正式サービスとして拡大しており、360度VR体験は「個別ツール(Tour Creator)」ではなく「Googleマップ/ビジネスプロフィール上のストリートビュー」として集約する方針に転換しました。この流れを汲めば、Tour Creator後継の本命はGoogleストリートビューと考えるのが自然です。

章の要点

Tour Creatorは個別ツールとして終了したが、「360度VRツアー」というユーザー体験はGoogleストリートビュー/ビジネスプロフィールに集約され、より強力な集客基盤として拡張されています。

代替①:Googleストリートビュー撮影(プロ代行・最有力)

Googleストリートビュー撮影は、Google認定のフォトグラファー/代理店が店内・施設内をパノラマ撮影し、Googleマップ・Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)・Google検索結果に公開するサービスです。当社は2015年の創業以来、Google公式のStreet View Trusted Photographerとして11年超・公開支援事例553件のGBP運用支援実績を持ち、Google Street View Summit(2016-2019)に3年連続で招待された日本の数少ない事業者です。

Tour CreatorとGoogleストリートビューの違い

Tour Creator(終了)Googleストリートビュー撮影
提供形態無料ツール(DIY)プロ代行
公開場所Poly / Google Arts & CultureGoogleマップ・GBP・Google検索
集客/MEO効果限定的(Googleマップ外)大(マップ内の主要コンテンツ)
撮影品質ユーザー次第一眼レフ+魚眼レンズ+ステッチ撮影
現在の可用性×(2021年終了)〇(拡大中)

Googleストリートビュー撮影を選ぶ3つのメリット

① 集客・MEOに直結

Googleマップ・ビジネスプロフィールに掲載されるため、発見段階の検索ユーザーに直接届きます。Google公式データでは来店率+70%/写真付きで道順検索+42%の効果。

② 撮影1回で半永久公開

ツアー作成ツールと違い、撮影後のメンテナンス作業は基本不要。移転・改装がない限り10年以上稼働する資産になります。サブスク費用も発生しません。

③ プロ品質で失敗しない

一眼レフ+魚眼レンズ+ステッチ撮影でDIY比で圧倒的な解像度と没入感。当社はGoogleに「認証拒否」されないための撮影ルールも熟知しており、公開失敗リスクをゼロにできます。

「バーチャルツアー制作」を検索されている方の多くは、実は店舗・施設の集客手段を探しています。Tour Creator のような閉じたツアーより、Googleマップに直接掲載されるストリートビューの方が、検索ユーザーへのリーチ量が桁違いです。

代替②:360view(自社Webサイト埋込型バーチャルツアー)

Googleマップではなく自社Webサイト上で360度VRツアーを提供したい場合は、当社の 360view サービスが後継として最適です。不動産・学校・採用ページ・ショールームなど、Googleビジネスプロフィールに載せたくない/載せられない用途のバーチャルツアーを、自社ドメインに埋め込む形で提供します。

360viewがTour Creator代替になる理由

  • ホットスポット・ポイント解説をパノラマ上に配置でき、Tour Creatorの代表的機能をそのまま再現
  • 複数ロケーションを1つのツアーとしてシーケンス化(Tour Creatorの「複数ロケーション連結」と同等)
  • 自社ドメインで公開するためGoogleの仕様変更に左右されない(Tour Creatorが終了したような事態が起きにくい)
  • 不動産・学校・官公庁などGoogleストリートビューのポリシー上掲載不可の物件にも対応可能
  • スマホ・タブレット・VRゴーグル(Cardboard等)すべてで閲覧可能

Googleストリートビューとの使い分け

要件ストリートビュー360view
集客・MEO効果△(自社サイト流入が別途必要)
ホットスポット・解説表示△(基本テキストリンク)◎(画像・動画・外部リンク埋込)
不動産・学校等の掲載×(Googleポリシー制約)
Googleの仕様変更耐性△(マップUI変更の影響)◎(自社制御)
価格帯3万円〜数万円〜(規模次第)

両者は排他ではなく、ストリートビューで集客・360viewで自社サイト上の体験強化という組み合わせで併用される顧客も多くいらっしゃいます。どちらが最適かは用途により異なりますので、まずは無料でご相談ください。

代替③:DIY(個人向け360度カメラ+無料ソフト)

予算を抑えたい・学習目的の方は、個人向け360度カメラ(Insta360・Theta等)と無料ソフトを組み合わせてDIYでバーチャルツアーを作成する選択肢もあります。以下は2026年時点で現役の代表的ツールです。

ツール特徴向いている用途
Kuulaブラウザで完結。無料枠あり・有料で高機能個人Web埋込・プレゼン用
Marzipanoオープンソース・HTML出力可自社Web組込・エンジニア向け
3DVista Virtual Tour有料(約500ドル〜)・ホットスポット・VR対応商用・高機能要件
Matterport3Dスキャン+ツアー生成・サブスク型不動産・大型施設
DIYで注意すべき3つの落とし穴
  • 撮影品質:個人向け360度カメラ(Theta/Insta360等)は解像度と低照度耐性でプロ機材(一眼レフ+魚眼ステッチ)に大きな差。店舗・施設の第一印象を損なう可能性
  • メンテナンス:無料ソフトの多くは開発終了リスクがあり、Tour Creatorと同じ事態が起きる可能性
  • 集客効果:自前ツアーは単体ではSEO/MEO効果がなく、Googleマップへの露出は別途ストリートビュー対応が必要

「バーチャルツアーを作ること」自体が目的ならDIYで十分ですが、集客や受注につなげたいのであれば、プロによるストリートビュー撮影の方が結果的に費用対効果が良いケースがほとんどです。

バーチャルツアー制作を外注するときのチェックポイント

  1. Googleへの公開対応:Google認定のStreet View Trusted Photographer/代理店かどうか。非認定業者はマップ掲載に失敗することがあります
  2. 撮影機材と技術:一眼レフ+魚眼レンズ+ステッチ撮影が基本。個人向け360度カメラ1台撮影のみの業者は品質面で劣る傾向
  3. 実績と年数:最低5年以上、100件以上の公開実績。Google Street View Summitへの招待歴があればより安心
  4. 料金の透明性:撮影箇所数・納期・再撮影対応が明文化されているか。月額サブスクの有無(ストリートビュー撮影は買い切り型が一般的)
  5. 対応業種の経験:自社業種(歯科・クリニック・ジム・介護等)の撮影実績があるか。業種特有の撮影禁止エリアを熟知しているか

当社は上記5項目すべてでトップクラスの条件を満たしています。詳細は ストリートビュー撮影サービスのページ をご覧ください。

よくある質問(Tour Creator代替・バーチャルツアー制作)

Q

Tour Creatorで作ったツアーは今も見られますか?

A

2021年6月30日以降、Poly(旧公開先)にアクセスできなくなっています。一部ツアーはGoogle Arts & Cultureに移行されましたが、全て自動で引き継がれたわけではありません。新規作成は不可です。

Q

Googleストリートビュー撮影の費用はいくらですか?

A

撮影箇所数と施設規模により、SMALL 3万円/MEDIUM 4.4万円/LARGE 7万円〜の3プランをご用意しています。詳細は ストリートビュー撮影ページ をご覧ください。最短7日で公開可能です。

Q

ストリートビューと360viewはどちらを選べばよいですか?

A

集客・MEO効果を最優先ならストリートビュー、自社Webサイトで詳細解説やホットスポットを活用したいなら360view、両方ほしい場合は併用がおすすめです。業種や用途をお聞かせいただければ最適なご提案をいたします。

Q

DIY(無料ソフト)と業者依頼、どちらが向いていますか?

A

学習や個人プロジェクトならDIYで十分ですが、店舗・施設の集客や信頼性確保が目的なら業者依頼を推奨します。撮影品質・Googleへの掲載成功率・メンテナンスコストで差が大きく、結果的にコスパが逆転するケースが多いです。

Q

対応地域・対応業種を教えてください

A

全国対応しております(離島を除く)。業種は歯科・クリニック・介護・保育園・ジム・飲食・ホテル・学校・公共施設ほか、これまで多数の撮影実績があり、公開支援事例は553件公開しています。下部の業種別プランもご参照ください。

Q

撮影後のメンテナンスは必要ですか?

A

ストリートビュー撮影は買い切り型で、月額サブスクは発生しません。移転・大規模改装がない限り10年以上継続掲載されます。360viewも基本的にはメンテナンスフリーで、変更が必要になった際に都度ご相談いただく形です。

まとめ:Tour Creator終了後の最適解

Tour Creatorは終了しましたが、「360度VRツアーを作って集客・閲覧体験を強化したい」というニーズは、むしろ過去より大きく広がっています。用途別の最適解は以下です。

  • 集客・MEOを最優先するなら → Googleストリートビュー撮影(プロ代行)
  • 自社サイトでリッチなバーチャル体験を作りたいなら → 360view
  • 両方必要なら → 併用(多くの顧客が選択するパターン)
  • 予算ゼロで学習目的なら → DIY(Kuula/Marzipano等)

当社は2015年の創業以来、Google Street View Trusted Photographerとして11年超・公開支援事例553件Google Street View Summit 全4回招待(2016-2019/現地参加3回)(うち現地参加は後の3回)、累計閲覧数4億6千万回超のパノラマ資産を保有しています。ストリートビューと360viewのどちらが最適か迷われている方も、用途をお聞きした上で最適な組み合わせをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

業種別ストリートビュー撮影プラン

御社の業種に応じた撮影事例・料金・公開までの流れをご覧ください。

この記事を書いた人

友添 成隆

友添 成隆

日本のインターネット黎明期からITコンサルタントとして活動。ドメインレジストラ事業、レンタルサーバ事業、Web開発事業、企業向けグループウェア(ASP)事業、大手不動産企業のWeb開発など、インターネット産業の基盤構築フェーズを20年以上にわたり最前線で経験。

Googleが「Google マイビジネス」を発表(2014年6月)した半年後・2015年1月、そのIT/Web事業の集大成として株式会社おもてなしドットコムを創業し、Google ストリートビュー認定撮影パートナーとして登録。「Googleストリートビューは Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)に登録するためのツール」という本質を最初から理解し、撮影だけでなくGBP/マイビジネス全体の運用支援を11年間一貫して提供してきた業界最古参のGoogleビジネスプロフィール/MEO/ストリートビュー実務家。

Google本社・日本法人と継続的に対話を重ね、Google Street View Summit に日本から数少ない招待者として全4回連続招待(2016アムステルダム・2017東京・2018シリコンバレー(Mountain View)・2019ロンドン)を受け、うち後の3回(東京・シリコンバレー・ロンドン)に現地参加。Google Places → Googleプレイス → Google マイビジネス → Googleビジネスプロフィール の全名称変遷と仕様変更をリアルタイムで把握しクライアントに伝えてきた稀少なポジション。累計閲覧 4億6千万回+・公開支援事例 553件・MEO対策サポートツール「おもてハブ」を自社開発・運営。