「2025年08月20日」に「バイリンガルプリスクール(bilingual-preschool)」のカテゴリがGoogleビジネスプロフィールに追加されました。
※Googleの公式解説がないため、内容は著者の解釈に基づきます。
「バイリンガルプリスクール」カテゴリとは
「バイリンガルプリスクール(bilingual-preschool)」とは、2つの言語を用いて保育・教育を行う未就学児向けの施設を指すカテゴリです。日本においては、主に日本語と英語を組み合わせた保育環境を提供する幼児教育施設がこのカテゴリに該当します。
「プリスクール(Preschool)」とは、一般的に小学校入学前の子ども(おおむね0歳〜6歳)を対象とした教育・保育施設のことを指す英語の表現です。日本でいう保育園・幼稚園・認定こども園に相当しますが、とりわけ英語教育や国際的な教育プログラムを取り入れた施設がこの呼称を使うことが多いです。
近年、グローバル化の進展や外国語教育の早期化への関心の高まりを背景に、「英語で保育をする施設に子どもを預けたい」と考える保護者が増えています。特に都市部を中心に、ネイティブ英語話者の保育士・教師を配置し、日常的な会話から活動・遊びまでをすべて英語(または日英バイリンガル)で行うプリスクールが急増しています。
このカテゴリは、そうした「バイリンガル教育」と「未就学児の保育・幼児教育」という2つの要素を組み合わせた施設を、Googleマップ・Google検索上で明確に識別するために新設されたものと考えられます。従来は「幼稚園」「保育園」「語学学校」などの既存カテゴリで代替するしかなかったバイリンガルプリスクールが、専用のカテゴリを持つことで、より的確なユーザーに施設情報が届きやすくなります。
また、インターナショナルスクールの幼児部門や、モンテッソーリ・レッジョ・エミリアなどの国際的な教育メソッドを採用しつつバイリンガル環境を提供している施設も、このカテゴリが適用される可能性があります。施設の主たる特徴が「2言語以上の使用」と「就学前教育」である場合は、積極的にこのカテゴリの活用を検討してください。
このカテゴリを設定すべき施設・業種
以下の施設・サービスがこのカテゴリの主な対象として考えられます。自施設のサービス内容と照らし合わせて確認してください。
- バイリンガル保育園:日本語と英語の両方を使って保育を行う認可・認可外保育施設。ネイティブスタッフが在籍し、日常的な英語環境を提供している施設が特に該当します。
- 英語プリスクール:英語をメイン言語として運営される未就学児向けの施設。授業・遊び・生活習慣の指導をすべて英語で行うスタイルの施設です。
- インターナショナル幼稚園(幼児部門):インターナショナルスクールの幼稚園部門として機能している施設。IB(国際バカロレア)などの国際的カリキュラムを採用していることも多いです。
- 認定こども園(バイリンガル対応):保育と幼児教育を一体的に提供する認定こども園のうち、英語教育を主軸としたプログラムを持つ施設。
- 英語イマージョン幼稚園:イマージョン教育(外国語に「どっぷり浸かる」形式の教育)を採用し、英語を母語として扱う環境を提供している幼稚園。
- 多文化・多言語対応の保育施設:英語以外にもフランス語・中国語・スペイン語などを取り入れたバイリンガル・マルチリンガル環境の施設。外国人家庭や帰国子女を主な対象としている場合も含みます。
- 英語習い事・幼児英語教室(保育付き):幼児向け英語教室の中でも、保育的な要素(給食・昼寝・長時間預かりなど)を併せ持つ施設。単なる英会話スクールとは異なり、「生活の場」としての機能を持つ場合に該当します。
逆に、英語の時間が週数回程度の一般的な保育園・幼稚園や、英語を補助的に取り入れているだけの施設は、このカテゴリよりも「保育園」「幼稚園」などの既存カテゴリをメインに設定し、本カテゴリは追加カテゴリとして位置づける方が適切な場合もあります。
メインカテゴリに設定すべき?追加カテゴリに設定すべき?
Googleビジネスプロフィールでは、1つの「メインカテゴリ」と複数の「追加カテゴリ」を設定できます。メインカテゴリはその施設を最も端的に表すものであり、Googleマップ上での表示や検索順位に最も強く影響します。
メインカテゴリとして設定すべき施設:施設の主な特徴が「バイリンガル教育」であり、英語(または第2言語)での保育・教育が施設運営の核心にある場合は、「バイリンガルプリスクール」をメインカテゴリとして設定することを推奨します。「英語プリスクールを探している保護者」に見つけてもらいやすくなります。
追加カテゴリとして設定すべき施設:施設としては「保育園」や「幼稚園」が基本であり、英語教育はそのうちの一要素である場合は、メインカテゴリを「保育園」「幼稚園」などに設定しつつ、「バイリンガルプリスクール」を追加カテゴリに加える運用が適切です。
判断に迷う場合は、「施設を探しているユーザーがどんなキーワードで検索しているか」を軸に考えると整理しやすくなります。
カテゴリ設定がGoogleマップ・Google検索に与える影響
Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定は、GoogleマップやGoogle検索においてどのような検索クエリ(検索キーワード)に対してビジネスが表示されるかを左右する、非常に重要な設定項目です。適切なカテゴリを設定することで、以下のようなメリットが期待できます。
①ターゲット検索での表示機会が増加する:「英語 保育園 〇〇市」「バイリンガル プリスクール 近く」といった検索を行っているユーザー——つまり実際に施設を探している可能性が高いユーザー——に対して、Googleマップの検索結果や「Googleマップのローカルパック(地図と一緒に表示される3件の検索結果枠)」に表示されやすくなります。
②競合との差別化が明確になる:「バイリンガルプリスクール」という専用カテゴリが存在しなかった時代は、一般的な保育園・幼稚園と同じカテゴリに埋もれてしまっていた可能性があります。専用カテゴリを設定することで、英語教育を重視する保護者に対して施設の特色が伝わりやすくなります。
③口コミ・投稿との連携で信頼性が向上する:適切なカテゴリ設定は、口コミ(レビュー)の集積や写真投稿、Googleへの質問回答といった他のGBP要素と組み合わせることで、総合的な検索上の信頼性を高める効果があります。
④カテゴリ設定は無料でできるSEO施策:Googleビジネスプロフィールの設定・編集は基本的に無料です。費用をかけずに検索露出を改善できる施策として、カテゴリの最適化は最優先で取り組むべき項目の一つです。
なお、カテゴリは一度設定したら終わりではありません。Googleが新しいカテゴリを随時追加しているため、定期的に見直しを行い、自施設の実態により近いカテゴリが追加されていないかチェックすることも大切です。
Googleビジネスプロフィールでのカテゴリ設定方法
以下の手順で設定できます。
- Googleビジネスプロフィールマネージャーにアクセスし、対象のビジネスを選択します。
- 「プロフィールを編集」をクリックします。
- 「ビジネスカテゴリ」の編集領域を開きます。
- メインカテゴリとして設定する場合はメインカテゴリ欄を、追加で設定する場合は「別のカテゴリを追加」から設定します。
- カテゴリ名(例:「バイリンガルプリスクール」)を入力して該当カテゴリを選択し、保存します。
カテゴリを入力する際は、日本語名・英語名のどちらで入力しても候補が表示される場合があります。「bilingual preschool」や「バイリンガル」などで検索し、該当するカテゴリが表示されることを確認した上で保存してください。
なお、スマートフォンのGoogleマップアプリからも設定可能ですが、Googleビジネスプロフィールのウェブ管理画面(PC版)から操作する方が設定項目の視認性が高く、誤操作を防ぎやすいためおすすめです。
設定後はすぐに反映される場合もありますが、Googleの審査・反映に数日かかるケースもあります。変更後1週間程度は検索結果の変化を観察してみてください。
まとめ
2025年8月20日に「バイリンガルプリスクール(bilingual-preschool)」のカテゴリがGoogleビジネスプロフィールに追加されました。英語・バイリンガル環境で未就学児の保育・教育を行う施設にとって、このカテゴリはGoogleマップでの集客力を高めるうえで見逃せない選択肢です。
英語教育を軸とした施設はメインカテゴリへの設定を、英語教育を一部取り入れている施設は追加カテゴリへの設定を検討してみてください。カテゴリ設定は無料でできる最も即効性の高いMEO対策(Googleマップ上での検索最適化)の一つです。まだ設定していない方は、ぜひ今日中に見直してみることをおすすめします。
「どのカテゴリを設定すべきかわからない」「GBPの設定を丸ごとプロに任せたい」という方は、ぜひ弊社のGoogleビジネスプロフィール設定サポートをご検討ください。施設の特性に合わせた最適なカテゴリ設計から、口コミ対策・写真投稿・MEO改善まで、ワンストップでサポートいたします。
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