Googleビジネスプロフィール Q&A 機能廃止 完全対応ガイド【2026年版】|あなたの店で今やるべき3つの行動・FAQ ページ整備・Ask Maps 時代の備え

監修:友添 成隆(株式会社おもてなしドットコム代表取締役・Google ストリートビュー認定撮影パートナー・Google Street View Summit 全4回招待(2016-2019/現地参加3回)〔2016アムステルダム・2017東京・2018シリコンバレー・2019ロンドン〕うち現地参加3回・2015年1月創業・GoogleマイビジネスからGoogleビジネスプロフィールまで11年継続運用支援)

「自分の店の Q&A 欄に投稿された質問にどう答えればいいの?」「最近 Q&A が表示されなくなった気がする」——そんな疑問を持っている店舗オーナーの方に、まず最初にお伝えしたいことがあります。Google は Q&A 機能を段階的に廃止しています。本記事では、あなたの店で「いつ・何が・どう変わるのか」と、廃止前後にやるべき具体的な行動を、Google からの公式情報と弊社11年のGBP運用支援経験をもとに整理してお伝えします。

【3分で結論】あなたの店の Q&A はもうすぐ消える・今やるべき3つのこと

あなたの店で起きること(3つの事実)

  1. 2025年12月から、あなたの店の Q&A 欄が順次消えていく(1〜3ヶ月で全店舗から削除予定)
  2. 過去にお客さんから投稿された質問・あなたの回答も全て消える(自動的にバックアップされない)
  3. 消えた後の「集客効果のある質問への対応」は サイトの FAQ ページ+写真・口コミ・投稿の充実に移っていく

あなたが今すぐやるべき3つのこと(時間目安)

  1. 過去の Q&A をスクリーンショットで保存(10〜30分)— 消える前にあなたの店の Q&A 履歴を残す
  2. サイトに「よくある質問(FAQ)ページ」を作る or 充実させる(1〜3時間)— 消えた Q&A の代わりに、お客さんの疑問に答えるページを自社で持つ
  3. 口コミ・写真・GBP 投稿を整える(継続的)— 質問にAIが答える時代に向けた情報基盤を作る

こんな方におすすめ

  • 「Q&A 機能ってそもそも何?」と感じている店舗オーナー・GBP 担当者
  • 過去に Q&A に回答した経験があり「あれが消えるとどうなる?」を知りたい方
  • サイトに FAQ ページがない(or 古い)まま放置している方
  • 競合に勝つために GBP 周りの情報を整えたい多店舗運営の方

あなたの店で何がいつ起きるか — 廃止スケジュール

Google の Q&A 機能廃止は、2024年から段階的に進んでいます。店舗オーナーが知っておくべき重要日付を時系列で整理しました。

時期あなたの店で起きること
2024年2月Google が「Ask Maps About This Place」(前身機能)を米国で開始
2026年3月12日Google が「Ask Maps」を正式発表(米国・インドで Android・iOS 展開開始・Q&A の代替)
2025年11月3日外部ツール(Yext / Birdeye / おもてハブ等)からの Q&A 編集が一切できなくなる
2025年12月3日あなたの店の Q&A 欄が、順次消え始める(全店舗で 1〜3ヶ月かけて完了予定)
2026年4月時点(現在)多くの店舗で Q&A 欄が既に消えている、または近く消える状態
未定(時期未発表)Ask Maps の日本展開開始(2026年4月時点で米国・インドのみ)

日本の店舗が今いる「空白期間」
Q&A は順次消えるが、代替機能の Ask Maps はまだ日本に来ていません。「Q&A は消えたが Ask Maps はまだ来ていない中間期間」に日本の店舗は突入しています。この期間こそ、サイトの FAQ ページを整備してお客さんの疑問に自社で答えられる体制を作る最良のタイミングです。

あなたの店の Q&A が今どうなっているか確認する方法

「自分の店の Q&A は今どうなっているのか?」を確認する具体的な手順です。確認は数分で済みます

スマホで確認する手順

  1. Google マップアプリを開く
  2. 検索バーに自店舗名を入力して、自店舗のプロフィールページを開く
  3. 下にスクロールして「質問と回答」セクションがあるか確認
  4. セクションが既に消えている → 廃止が完了している。FAQ ページ整備を急ぐ段階
  5. セクションがまだ表示される → 過去の Q&A をスクリーンショットで保存(後述)

PC で確認する手順

  1. Google で自店舗名を検索
  2. 右側に表示される「ナレッジパネル」(店舗情報の枠)を見る
  3. 質問と回答」「Questions & Answers」のセクションが表示されているか確認
  4. 表示されていなければ廃止が進行している

過去 Q&A を保存する方法(消える前に必須)

過去のお客さん質問とあなたの回答は、削除前に手動で保存しないと自動バックアップされません。以下の手順で保存しましょう。

  • スマホ:Google マップアプリで質問と回答セクションをスクロールしながら、各質問・回答ごとにスクリーンショット撮影
  • PC:ナレッジパネルの「すべて表示」をクリックして全質問を表示 → ブラウザのスクリーンショット機能で保存
  • 保存したスクリーンショットは、後でサイトの FAQ ページに移植する素材として使う

なぜ Google は Q&A を廃止したのか — 業界の見方とあなたの店への影響

「なぜ?」を理解しておくと、廃止後にやるべきことの優先順位がはっきりします。Google が10年近く運用してきた Q&A 機能を廃止する判断には、3つの根本理由があります。

理由①:Q&A の品質が低かった

Local SEO 業界の老舗 Whitespark の2026年1月分析によれば、多くの店舗で Q&A 欄はそもそも未活用で、回答があっても「わかりません」「お店に電話してください」のような無価値な内容が中心でした。Google にとって「お客さんの役に立たないコンテンツ」だったのです。

あなたの店への意味:今までも Q&A は集客にあまり貢献していなかった可能性が高いということ。だから廃止されても集客への直接ダメージは限定的です。「Q&A が消えた!」と慌てる必要はなく、その分のエネルギーをサイトの FAQ ページ整備に回しましょう

理由②:Google の AI 戦略への大胆な転換

Google スタッフ Dan Boguslavsky の公式コメント要旨:「我々は複数のAI機能群に大規模投資しており、ユーザーには Q&A よりそれらのAI製品にエンゲージメントしてほしい」(Google Business Profile Help Forums 2025年12月3日投稿・Whitespark 2026年1月解説より)

Google は「人がひとつずつ手で答える Q&A」から「AI が自動でお客さんの質問に答える」方式へ完全移行する戦略を進めています。代替機能 Ask Maps(後述§5)はその答えです。

あなたの店への意味:今後はあなたの店の情報(GBP・サイト・口コミ・写真)を AI が読み取って、お客さんの質問にAIが答える時代になります。だから、AIが正確に答えられるように店舗情報を整えることが、今後の集客対策の中心になります。

理由③:表示位置が悪く、ユーザーに見えていなかった

Local SEO 業界の権威 Mike Blumenthal の分析:「Q&A had become unwieldy. It didn’t work well on the front end interface in search.」(Q&A は管理しきれなくなり、検索結果のUI上では機能していなかった)(Whitespark 2026-01 引用)

あなたの店への意味:そもそも Q&A 欄はお客さんの目に止まりにくい場所にありました。集客に寄与していたのは、検索結果の上の方に表示される基本情報・写真・口コミだったということ。これらを整えるほうが、Q&A に時間をかけるよりずっと費用対効果が高いと Google 自身が認識しているのです。

Q&A の代わりに何が来るの? — Ask Maps の基本

Q&A の代わりに導入されたのが「Ask Maps」という機能です(米国で先行展開中・日本未対応)。お客さんが Google マップ上で「ここはペット同伴できる?」「土曜は混雑する?」「ヴィーガンメニューはある?」のような質問を入力すると、AIが即座に答えを生成して表示します

AI はあなたの店の何を見て答えを作るのか

AIが見る情報源あなたが整えるべきこと
GBP の基本情報(営業時間・住所・属性等)正確に入力・最新に保つ
メニュー・商品情報充実させる
写真業種に合った写真を網羅的に追加
口コミ具体的な体験を書いてもらう
SNS 連携情報SNS と GBP を連携させる
あなたの公式サイトの内容(特に FAQ ページ)FAQ ページを充実させる

本質的な変化:今までは「お客さんから来た個別の質問に、店主が手で答える」のが Q&A 時代。これからは「AI がお客さんの質問に勝手に答える」ので、店主の仕事は『AI が間違った答えを出さないように、自分の店の情報を正確に整える』ことに変わります。

あなたの店舗カテゴリは Ask Maps 対応?

Ask Maps はすべての業種で使えるわけではありません。Google は業種カテゴリごとに対応有無を分けています。

分類業種例あなたの店の対応方針
✅ 対応する業種多くの一般業種(飲食・小売・美容・ホテル・ジム など)
※ Whitespark 2026年1月分析では「医療系・規制業種を除く一般カテゴリは対応」と整理されており、個別業種の明示はなし(業界一般論として推測)
Ask Maps が代替してくれる。GBPと写真・口コミを整える
❌ 対応しない業種(医療系)クリニック・整体・心療内科・セラピストサイト FAQ の整備が最重要(AI による代替がない)
❌ 対応しない業種(規制業種)鍵屋・引越業・修理業同上・サイト FAQ で勝負
例外として対応歯科医療系だが対応する。情報は標準化されているため

「対応しない業種」のあなたへ:Ask Maps が代わりに答えてくれない以上、あなたの公式サイトに作る FAQ ページが、お客さんの疑問に答える唯一の場所になります。逆に言えば、ここを充実させると競合との差が大きくつく領域です。

海外 Local SEO 専門家4社の見解 — あなたの店への意味

Q&A 廃止と AI 移行について、世界の主要な Local SEO 業界の4社が同じ見方を発信しています。世界中の専門家が同じ警告を出していることは、店舗オーナーが対応の優先順位を決める上で重要な材料です。

Whitespark(カナダ・Local SEO 業界の老舗)

核心メッセージ:Q&A は消えても「お客さんの質問」自体は消えない。AI が引用する情報源(GBP・口コミ・写真・サイト)の品質が今後の集客を左右する。

あなたの店への意味:「お客さんがあなたの店について何を知りたがるか」を考え、その答えがGBPや公式サイトに揃っているかチェックしてください。

BrightLocal(英国・Local SEO 統計の権威)

2026年2月発表の調査で、消費者の45%がAI(ChatGPT・Gemini・Perplexity)を使って店舗を探していると判明。AI 経由の集客は今後さらに増えていくと予想されます。

あなたの店への意味:従来の「Google で検索する」だけでなく「AI に聞いて店を探す」お客さんが増えています。Google に対しても AI に対しても同じように情報を整えておく必要がある時代です。

Yext(米国・大手 Listings 管理プラットフォーム)

Yext 公式ブログ(2025-10):「『Ask Maps』を含むあらゆるAIは、引用元のコンテンツの精度を超えられない。リスティングの正確性・サイトのマークアップ・口コミ内容が、Google が顧客の質問にどう答えるかを直接決める」

あなたの店への意味:あなたの店の情報が古い・間違っている・不足していると、AI もそのまま間違った情報をお客さんに伝えます。「正しい情報を入れる」が今までより何倍も重要になっています。

Birdeye(米国・口コミ管理プラットフォーム)

Birdeye は 2025-11-01 に Google 公式廃止より2日早く Q&A 機能から撤退を発表。「Q&A は再利用可能なコンテンツ資産として、サイトの FAQ・ナレッジハブに転用すべき」と業界に提言。

あなたの店への意味:過去の Q&A は消すのではなく、自社サイトの FAQ ページに移植して再活用するのが世界標準。スクリーンショットで保存した過去 Q&A を、サイトの FAQ に移植しましょう(後述§9)。

Q&A 時代と Ask Maps 時代で変わる「あなたの作業」

店舗オーナーの日常業務がどう変わるのかを比較表で整理します。

項目これまで(Q&A 時代)これから(Ask Maps / AI 時代)
誰が答えるか店主・お客さん(誰でも投稿可)AI が自動で答える
あなたの仕事来た質問に1つずつ手で答えるサイト FAQ・写真・口コミを充実させる
競合の悪意ある投稿対応毎日チェックして通報Q&A への悪意投稿はなくなる(口コミ監視は引き続き必要)
更新頻度質問が来た時のみ定期的(写真・投稿は週単位、FAQ は四半期単位)
SEO 効果限定的AI に引用されると検索結果での露出が増える

本質的な変化:個別の質問に手で答える「点」の作業から、お客さんの疑問にAIが答えられる情報基盤を整える「面」の作業へ。仕事の総量は減るが、整える対象は広がると捉えてください。

【今すぐやる行動①】消える前に過去 Q&A を保存する

過去にお客さんから投稿された質問・あなたの公式回答は、削除されると二度と戻ってきません。消える前に手動で保存する作業が最優先です。

保存手順(10〜30分で完了)

  1. §3 の手順で、自店舗の Q&A 欄にアクセス
  2. 「すべての質問を表示」をクリック(PC)または下までスクロール(スマホ)
  3. 各質問・回答ごとにスクリーンショット撮影
  4. スクリーンショットを「店舗名_QA_保存_YYYYMMDD」のフォルダに整理して保管
  5. 有用な質問・回答だけを次のステップでサイトFAQに移植

保存しておく価値がある Q&A

  • 営業時間・予約方法・駐車場の有無等の定常的な情報
  • 業種固有のよく聞かれる質問(例:「アレルギー対応してもらえる?」「子連れOK?」)
  • あなたが時間をかけて書いた丁寧な公式回答
  • お客さん同士の質疑応答で店舗情報として有用なもの

注意:外部ツール(Yext・Birdeye・おもてハブ等)からの Q&A 取得は 2025年11月3日に Google 側で API が完全停止されているため不可能です。必ずあなた自身が手動でスクリーンショット保存する必要があります。

【今すぐやる行動②】サイトに FAQ ページを作る — 業種別ヒント

Q&A 廃止後の集客の中心は、あなたの公式サイトの「よくある質問(FAQ)ページ」になります。サイトに FAQ ページがない、または古い場合、まずここから着手しましょう。

FAQ ページに書くべき10の原則

  • カテゴリで整理:「サービス」「料金」「アクセス」「予約」など項目ごとに分ける
  • 1つの質問に1つの答え:明確に短く、3段落以内
  • お客さんが実際に検索する言葉で書く(例:「ペット同伴OK?」「子連れでも大丈夫?」)
  • あなたの店だけの情報を含める(他店との差別化ポイント)
  • 業種固有の悩みに答える(競合のFAQに無いトピック)
  • 年に2〜4回見直す(情報の鮮度を保つ)
  • 営業時間や住所などの定常情報も含める
  • 写真を使えるなら使う(AIは画像も解析する)
  • 関連サービスページへのリンクを貼る
  • FAQPage 構造化データを実装する(後述§12・Web制作会社に依頼)

業種別「FAQ に書くべき定番質問」例

業種定番質問例差別化質問例(競合に書かれていないもの)
飲食店営業時間・予約方法・アクセス・駐車場離乳食対応・アレルギー対応・テイクアウト時間帯
美容室料金・予約方法・カットの所要時間髪質別の所要時間・着付け対応・ヘッドスパ単独可否
クリニック診療時間・予約・初診の流れセカンドオピニオン対応・専門医の在籍曜日・往診可否
介護施設料金体系・入居条件・面会方法看取り対応・医療連携体制・夜勤看護師体制
ホテル・旅館チェックイン時間・駐車場・朝食ペット同伴・客室浴室の温泉源泉・1人旅プラン
整体・治療院料金・施術時間・予約方法初回特典・保険適用範囲・回数券のメリット

過去 Q&A を活用:§9 で保存した過去 Q&A の中で、よく聞かれていた質問は、サイト FAQ にそのまま移植する素材として使えます。お客さんが実際に持っていた疑問なので、需要が確実にある質問です。

【今すぐやる行動③】口コミ・写真・投稿で AI に選ばれる店舗になる

Ask Maps をはじめとする AI が答えを生成する時にもっとも参照するのが、あなたの店の 口コミ・写真・GBP 投稿です。これらは GBP 管理画面から直接整備できる、あなたが今日からできる施策です。

口コミ最適化(最重要)

  • お客さんに口コミを依頼する時、具体的な体験を書いてもらうように促す(「美味しかった」より「子連れでも安心できる雰囲気で、離乳食も用意してもらえた」)
  • 写真・動画付きの口コミを優遇(AI は画像も解析)
  • 投稿された口コミには72時間以内に返信(早いほど良い)
  • 口コミの中に業種固有のキーワードが自然に入っていると AI 引用率が上がる

写真の網羅

  • 外観・内観・客室や施設・商品や料理・スタッフ・360度ストリートビュー
  • 季節ごとの写真更新(春夏秋冬で入れ替え)
  • 業種固有の設備・什器の写真(例:ジムの最新マシン・歯科のCT・介護施設の個室)
  • 360度ストリートビュー撮影は店内の雰囲気を伝える効果が抜群(弊社事例 553 件以上)

GBP 投稿の継続運用

  • 週2回以上の投稿(イベント・最新情報・キャンペーン)
  • 投稿は AI が引用する「鮮度シグナル」になる
  • 季節ごとのキーワードを自然に含める(「春の新メニュー」「年末年始の営業」等)

もっと AI に伝えるための仕組み — FAQPage 構造化データとは

サイトの FAQ ページを作ったら、追加でひと手間加えることで AI 引用率を大きく上げられます。それが「FAQPage 構造化データ」という、AI に「ここはFAQページです」と機械的に伝える仕組みです。

専門用語に身構えなくて大丈夫:構造化データは、Web制作会社や弊社のような MEO 業者に依頼すれば実装してもらえる仕組みです。店舗オーナーが自分で実装する必要はありません。ここでは「何のためにあるのか」だけ理解しておきましょう。

構造化データを入れるとどうなるか

  • Google や ChatGPT・Gemini 等の AI が「これは Q&A 形式のコンテンツ」と機械的に理解する
  • AI Overviews(Google検索結果のAI要約)に引用される確率が上がる
  • 検索結果に「よくある質問」のリッチ表示が出ることがある(クリック率向上)
  • あなたの店のブランド露出が増える

誰に依頼すればいいか

  • サイトを作った Web 制作会社:FAQPage 構造化データの実装を依頼。1ページあたり1〜2時間の作業
  • WordPress を使っている場合:Rank Math や Yoast SEO 等のプラグインで簡単に追加できる
  • MEO 対策込みで丸ごと頼みたい場合:弊社の MEO対策サポートでFAQ作成・構造化データ実装まで個別対応

構造化データの仕組みについてもっと深く知りたい方は 店舗の構造化データで公式サイトとGoogleビジネスプロフィールを三角連携 を参照してください(やや専門的な内容です)。

【弊社実体験】おもてハブで Q&A 機能を除外した判断 — あなたの店への意味

友添 成隆(株式会社おもてなしドットコム代表取締役)
「弊社は2015年1月の創業以来、Googleビジネスプロフィール API を活用した 多店舗管理ツール『おもてハブ』を自社開発・運用してきました。Q&A 機能の管理も API 経由で実装していましたが、2025年の API 廃止予告を受けて、おもてハブから Q&A 編集機能を除外する判断を下しました。Birdeye など海外大手も同時期に同じ判断をしており、業界全体で『Q&A 廃止は確定』という認識が共有されていた証拠です」

あなたの店への意味:「じゃあ何を信じれば?」と迷っているなら、世界中の MEO 業者と弊社が同じ判断をしている方向に従うのが安全です。Q&A 機能は復活しません。早めにサイトの FAQ 整備に切り替えるほど、Q&A 廃止後の空白期間を有利に過ごせます。

困ったら相談先の選び方

Q&A 廃止対応・FAQ ページ作成・構造化データ実装を、自分一人でやるのが難しいと感じた場合の相談先を整理します。

相談先得意領域あなたが選ぶべきケース
Web 制作会社(既存の取引先)サイト FAQ ページの作成・構造化データ実装サイト改修だけお願いしたい場合
MEO 対策業者GBP 運用全般・写真・口コミ・投稿の最適化GBP 周りを丸ごと相談したい場合
おもてなし.com(弊社)Q&A 廃止対応・サイト FAQ・GBP 全般・多店舗管理Q&A 廃止対応も含めて GBP・MEO 全般を一気通貫で相談したい場合

悪質 MEO 業者にご注意:「Q&A 廃止に乗じて契約を急かしてくる」「Google ペナルティ違反のキーワード詰め込みを勧めてくる」業者は要注意です。詳しくは MEO対策の成果報酬契約に潜む罠 を参照してください。

よくある質問FAQ

Q

Q&A 機能は本当に完全に消えますか?

A

はい、完全に消える方向です。Google は2025年12月3日から段階的廃止を開始し、1〜3ヶ月で全プロフィールから公開Q&Aを削除する予定です。復活する見込みはありません。

Q

過去にお客さんが投稿した質問は残せますか?

A

Google 側では削除されますが、削除前にあなたが手動でスクリーンショット保存すれば自社資産として保全できます。これらをサイトの FAQ ページに移植して再活用するのが世界標準の対応です(§9 参照)。

Q

Ask Maps は日本でいつ使えるようになりますか?

A

Google から日本展開の正式な日付発表はありません(2026-04時点)。米国でも Google マップアプリ限定の段階展開で、カナダもまだ未対応です。日本の店舗は「Q&A は消えたが Ask Maps はまだ来ていない」空白期間に入ります。この期間こそサイト FAQ 強化が最優先課題です。

Q

競合の悪意ある回答や改ざんへの監視はもう不要ですか?

A

Q&A への悪意投稿はなくなります。しかし口コミ・写真・SNS への悪質な投稿は引き続き発生します。GBP プロフィールの「Google による勝手な情報更新」も健在です(詳細:Googleビジネスプロフィールが勝手に更新される原因と対処法)。監視対象が変わるだけで、監視自体は引き続き必要です。

Q

FAQ ページがまだサイトにありません。どこから始めるべき?

A

まず§10 の業種別「FAQ に書くべき定番質問」例を参考に、10〜15問の定番質問とその回答を書き出してください。サイト制作会社にFAQページの新設を依頼するか、WordPress なら Snow Monkey Blocks の FAQ ブロック等で自分で作成可能です。

Q

FAQPage 構造化データは絶対に必要ですか?

A

絶対必須ではありませんが、AI が引用する確率を上げたいなら強く推奨します。Web 制作会社に依頼すれば1ページ1〜2時間の作業で済みます。WordPress を使っている場合はプラグインで簡単に追加できます。

Q

Ask Maps の業種除外(医療系等)は今後変更されますか?

A

Google は段階的に対応カテゴリを拡張中ですが、医療系・規制業種は引き続き慎重姿勢を維持する見通しです。除外業種は「サイトの FAQ をしっかり作る」が AI 経由集客の唯一の手段になるため、早めに着手するほど競合に差をつけられます。

Q

多店舗運営です。何から手をつけるべき?

A

多店舗の場合は1店舗ずつ手動で対応すると膨大な作業量になるため、本部チームか運用代行への委託が現実的です。弊社の おもてハブ(多店舗MEO対策サポートツール)MEO対策サポートを組み合わせた運用体制も含めてご相談ください。

おもてなし.com の GBP/MEO 支援サービス

Q&A 廃止対応・サイト FAQ 作成・GBP 全般の整備を、自社で進めるのが難しい場合は、弊社の支援サービスをご検討ください。2015年1月創業以来11年、Googleマイビジネスからビジネスプロフィールまでの全変遷をリアルタイムで把握してきた業界最古参の実務家が、貴社の状況に合わせた最適解を提案します。

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この記事を書いた人

友添 成隆

友添 成隆

日本のインターネット黎明期からITコンサルタントとして活動。ドメインレジストラ事業、レンタルサーバ事業、Web開発事業、企業向けグループウェア(ASP)事業、大手不動産企業のWeb開発など、インターネット産業の基盤構築フェーズを20年以上にわたり最前線で経験。

Googleが「Google マイビジネス」を発表(2014年6月)した半年後・2015年1月、そのIT/Web事業の集大成として株式会社おもてなしドットコムを創業し、Google ストリートビュー認定撮影パートナーとして登録。「Googleストリートビューは Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)に登録するためのツール」という本質を最初から理解し、撮影だけでなくGBP/マイビジネス全体の運用支援を11年間一貫して提供してきた業界最古参のGoogleビジネスプロフィール/MEO/ストリートビュー実務家。

Google本社・日本法人と継続的に対話を重ね、Google Street View Summit に日本から数少ない招待者として全4回連続招待(2016アムステルダム・2017東京・2018シリコンバレー(Mountain View)・2019ロンドン)を受け、うち後の3回(東京・シリコンバレー・ロンドン)に現地参加。Google Places → Googleプレイス → Google マイビジネス → Googleビジネスプロフィール の全名称変遷と仕様変更をリアルタイムで把握しクライアントに伝えてきた稀少なポジション。累計閲覧 4億6千万回+・公開支援事例 553件・MEO対策サポートツール「おもてハブ」を自社開発・運営。