Googleストリートビューのお問い合わせから撮影・公開までの流れ

すでに多くの店舗・施設で導入されている屋内版Googleストリートビューですが、新しい店舗がオープンした、すでに開業している施設のリニューアル、一層の集客アップを図るために既存店舗を撮影するなど、初めてストリートビューを導入検討する方は、今もたくさんいらっしゃいます。

とはいえ、見たことはあっても、どのように撮影するかや料金などは、ほとんどの方はご存じないでしょうし、今まで取引の無かった会社に問い合わせるのは、「しつこく営業されるのでは?」といった不安もあるかと思います。このページでは、弊社にストリートビュー撮影についてお問い合わせいただいてから、撮影・公開までの流れについてご説明していきます。

お問い合わせ

弊社への屋内版ストリートビュー撮影のお問い合わせは、以下の方法があります。

  1. 弊社WEBサイトの全てのページに表示される「お問い合わせ」ボタンから
  2. 屋内版Googleストリートビュー 撮影料金」ページの「撮影お問い合わせ」ボタンから
  3. メール
  4. 電話

1.弊社WEBサイトの全てのページに表示される「お問い合わせ」ボタンから

画面での表示

問合せボタン画面

弊社のWEBサイトの全てのページには、ページ上部右のヘッダーメニューに、お問い合わせボタン①が設置されています。このボタンはページを下にスクロールすると隠れますが、同時にページ下部中央に、お問い合わせボタン②がポップアップします。ボタンをクリックすると、「総合お問い合わせフォーム」ページが開きます。なお、②のボタンはページをスクロールしても常に表示されますが、ページ下部左の✖をクリックすると、全てのページにおいて1日間表示されなくなります。

総合お問い合わせフォーム

総合お問合せフォーム

総合お問い合わせフォームが開きますので、入力をお願いします。なお、「撮影のお申込み」ではございませんので、お気軽にお問合せください。

  • 件名(必須)
    お問い合わせ種別にチェックをお願いします。
  • 会社名(必須)
    御社名、または店名、施設名をご入力ください。
  • 業種(任意)
    必須ではありませんが、ご連絡前に事例などを調べておくこともできますので、よろしければご入力ください。
  • 氏名・メール・電話(必須)
    ご連絡時に必要となりますので、ご入力ください。
  • 郵便番号・住所(任意)
    必須ではありませんが、よろしければご入力ください。
  • 内容(必須)
    お問い合わせ内容をご入力ください。弊社からのご連絡時にもお尋ねしますので、簡単にお書きいただいても全く問題ございません。

2.「屋内版Googleストリートビュー 撮影料金」ページの「撮影お問い合わせ」ボタンから

画面での表示

撮影問い合わせ画面

弊社WEBサイトの、「屋内版Googleストリートビュー 撮影料金」ページ内に2カ所(ページ中央辺りと最下部)設置されています。ストリートビュー専用の「ストリートビュー撮影お問合せ」フォームのページが開きます。

ストリートビュー撮影お問合せフォーム

撮影お問い合わせフォーム

ストリートビュー撮影お問合せフォームが開きますので、入力をお願いします。なお、「撮影のお申込み」ではございませんので、お気軽にお問合せください。

  • ビジネス名(必須)
    ストリートビュー撮影をご検討されている場所(店舗、施設など)の名称をご入力ください。
  • 郵便番号(任意)
    必須ではありませんが、よろしければご入力ください。
  • 住所(必須)
    ストリートビュー撮影をご検討されている場所(店舗、施設など)の住所をご入力ください。
  • 希望プラン・最適化セット割・掲載写真撮影セット割(任意)
    ご希望のプラン、オプションがあればチェックをお願いします。内容が不明でしたら、スキップしていただいて結構です。
  • 氏名・メール・電話(必須)
    ご連絡時に必要となりますので、ご入力ください。
  • お問合せ内容(任意)
    お問い合わせ内容をご入力ください。弊社からのご連絡時にもお尋ねしますので、簡単にお書きいただいても全く問題ございません。

3.メール

お問合せフォームが開かない、必須項目の入力が難しい、といった事情がある場合は、お使いのメールアプリから、弊社お問い合わせアドレス「support@omotenashi.com」宛へメールをお送りください。

なお、ご連絡の際に必要ですので、お問合せをいただいた方のお名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話番号)、お問い合わせ内容については、メールにご記載いただきますよう、お願いいたします。

4.電話

お急ぎの場合や、ストリートビュー撮影全般について詳しくお知りになりたい場合は、お気軽に「03-6635-6963」までお電話ください。弊社担当者がお電話でご質問にご回答いたします。

弊社からのご連絡

お問い合わせをいただきましたら、出来るだけ早く弊社よりご連絡を差し上げます。

まずはお電話を差し上げます。

弊社では、ストリートビュー撮影に関するお問い合わせの際に、「メールで返信ください」「電話は避けて欲しい」といったことが記載されていない限り、弊社担当者よりお電話を差し上げています。初回のご連絡方法を電話とさせていただいているのは、ご質問やご要望をお聞きしながら、その場で回答できるスピードと、その回答の結果から生じる新たなご質問について、さらに弊社が回答するやり取りをリアルタイムで重ねることが、お客様へ早く、多くの情報をお伝えできるメリットが大きいと考えているからです。

よくあるご質問と、弊社からお聞きしたいこと

弊社には、屋内版Googleストリートビューに関して毎日お問い合わせをいただきます。その細かい内容はさまざまですが、やはり多くいただくご質問・お問い合わせがあります。定型的にお答えできるものについては、「ストリートビューに関するよくある質問」にまとめていますし、詳細なご説明が必要なものについては、それぞれ別の記事でご紹介しています。

ただ、当然ですが定型的な回答だけでは解決できないお問い合わせも多く、むしろ弊社にお問い合わせをいただくお客様の場合、より具体的な答えが必要なため、わざわざ時間と手間をかけて、弊社にお問い合わせしていただいていることも少なくありません

以下は、弊社にお問い合わせをいただくことが多いご質問と、それに対してより具体的に回答するため弊社が必要とする情報についてまとまています。

料金について

弊社の撮影料金は、こちらでプラン内容や料金をご案内していますが、料金の計算基準となる「撮影ポイント数」については、撮影する店舗・施設で異なります。撮影ポイントの設置位置についてはルールがあるため、「20坪くらい」とか「普通の居酒屋」といった情報だけでは、正確な料金をお伝えすることが難しくなります。

弊社としては、出来るだけ正確な料金をお出しするべきと考えていますので、以下の情報をお聞きすることがあります。

  1. Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)
    Googleマップや検索の結果として表示され、ストリートビューの公開場所となる「Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)」の情報をいただければ、弊社が確認することで多くの情報を得ることができます。
    例えば、カテゴリー(業種)が分かるとこれまでの弊社撮影事例での経験知識に基づく回答が可能ですし、公開されている写真やWEBサイトの情報などから、おおまかな撮影ポイント数を見積りことができる場合があります。また、撮影現場の住所も分かりますので、弊社や、全国のパートナーによる撮影が可能な地域かどうかや、大まかな交通費なども計算することができます。
  2. ご予算(規模感)
    ビジネスオーナーがアピールしたい場所を撮影することは大切ですが、闇雲に撮影ポイントを増やしていくと、撮影料金は高額になっていきますし、無駄に多い撮影ポイントは、閲覧者の離脱といった最悪の結果につながる恐れもあります。一方、コスト軽減を重要視するあまり、閲覧者の「もっと見たい、知りたい」という欲求を満たさないほど少ない撮影ポイントでは、店舗・施設の魅力を伝えられないだけでなく、逆に「見られたくないから?」といった間違った疑念を抱かせてしまうかもしれません。そこで弊社では、ストリートビュー導入についてお客様が想定する予算感や規模感を最初にお聞きします。例えば、「施設内を全部を見せたい」とか、「最小限度の費用に抑えたい」といったお話を最初にいただければ、そのご要望に沿う形でのご提案が可能になります。特に複数店舗・施設や撮影ポイント数が数十~数百になる場合は、特別な料金をご提示できることもありますので、開示できる範囲で情報をいただけますと幸いです。
  3. 撮影を検討する店舗・施設数
    上述の「撮影ポイント数が多い場合」と同様に、撮影をご検討している店舗・施設が複数ある場合、単純に通常の撮影料金を積み上げることでは非常に高額になることや、弊社営業面でのメリットもあることも考慮し、特別料金をご提示できる場合がございます。さらに弊社の大きな強みは、弊社が撮影方法やルール指導し、撮影品質を管理監督している撮影パートナーが、高品質のストリートビューを全国各地で撮影できることにあります。また本社・本部、代理店様との調整や、現地担当者様との撮影日程調整といった、多数店舗の撮影に関する実績、ノウハウも豊富です。お問い合わせをいただいた際には、多店舗・複数施設撮影の実例もご紹介いたしますので、どうぞご遠慮なくご要望をお聞かせください。

撮影プラン案について

常識的に考えて、一般の方はストリートビュー撮影に関するルールなどはご存じありませんし、細かく例外もあるルールに則って撮影ポイントを配置する、といったことを、電話でのご説明だけでご理解いただくのは難しいと思います。特に弊社の様に、撮影ポイント数によって料金が変わるシステムでは、撮影ポイントの数に加え、「必要な場所が撮影されているか?」について、お客様に不安がないようにご提案しなければ後のトラブルにつながる可能性もあります。

そのため弊社では、お客様から店内図や店舗図面などをいただけば、無料で撮影ポイント案を無料で作成しています。

撮影ポイント案例
撮影プラン案例(一部情報を変更しています)。

目に見える撮影プラン案があることで、Googleストリートビュールールに基づく撮影ポイント配置もご理解いただきやすくなりますし、閲覧者に見ていただける場所もはっきりしますから、必要な(不要な)撮影ポイントの判断も容易になります。さらに、撮影ポイントも確定しますから、正確な料金も分かりますし、撮影時のトラブルも減少し、撮影時間の短縮にもつながります。撮影プラン案には多くのメリットがあることから、弊社にお問い合わせをいただくお客様の多くは、撮影ポイント案作成をご希望されます。

なお、お客様のご都合で図面提供が難しい場合など有りますので、「撮影プラン案を作成しなければ、弊社ではストリートビューが撮影出来ない」ということではございません。ご提供いただける情報の範囲で、出来る限り正確なお見積りをご提示するよう努めますので、ご遠慮なくご相談ください。

現地調査について

撮影するカメラマンが、撮影前にお客様の店舗・施設にお伺いし、お客様のご要望をお聞きしながら撮影ポイントを確認する現地調査は、屋内版Googleストリートビュー撮影を円滑・安全に進めていくうえで、適切な準備であることは間違いありません。しかし、実際にこれを行うには、カメラマンが現地へ赴く移動時間に加えて、お客様と現地調査を行うという時間がかかり、そこには少なくないコストも発生します。このコストは、必然的に撮影料金へ上乗せすることになりますし、万が一成約しなかった場合を考慮するならば、撮影料金とは別に現地調査費をご請求せざるを得ない可能性もあります。

そこで弊社では、現地調査コストによる撮影料金の増加を避けるために、撮影ポイント案の無料作成をご提案しています。撮影ポイント案作成には、カメラマンの現地調査や移動の時間や交通費の負担が無いことから、低料金での撮影が可能になります。さらに、撮影ポイント案というドキュメントを元にお打合せを行うことで、現地での口頭による打ち合わせと比べて「言った/言わない」といった認識の齟齬も無くなりますし、撮影時のトラブルも少なくなるといった別のメリットもあります。

現地を訪問せずに作成する撮影ポイント案ではありますが、弊社ではストリートビュー撮影代行事業を開始して間もない頃から作成を続けているため、弊社社員の経験知識も豊富になっており、現地調査に匹敵する精度での撮影ポイント案をご提示することができますし、実際に多くのお客様からも高い評価をいただいております。

なお、上述のような事情や、オンラインや電話だけではご不安なお客様もいらっしゃいます。そのため弊社としては、撮影ポイント案によるお打合せやお見積りを推奨しておりますが、「現地調査を一切行わない」、ということでは決してありません。むしろ、撮影施設が巨大、複雑な場合は、弊社の方から現地調査の検討をお願いする場合もあります。お客様の個々の事情を踏まえた上で、弊社としてできるだけ低料金で、かつ高品質のGoogleストリートビューをご提供できるように努めますので、どうぞご遠慮なくご要望をお伝えください。

撮影機材について

弊社では、2015年に屋内版Googleストリートビュー(旧インドアビュー)の撮影代行業を始めて以降、全ての案件で「一眼レフ機と大口径魚眼レンズ」による撮影を行っております。「RICOH THETA」や「Insta360」などのいわゆる「小型360度カメラ」は、ストリートビュー撮影に使用していません。

小型360度カメラであっても、Googleが規定する仕様を満たす写真が撮影出来れば、ストリートビュー撮影に使用することに全く問題は有りませんし、Googleもがストリートビュー撮影に推奨する機材として、小型360度カメラも紹介しています。小型360度カメラは一眼レフ機よりも機材価格が安価ですし、1回のシャッターで360度全周を撮影できる上に画像編集の手間も少なくなるため、撮影コストも軽減できるメリットがあることから、使用している撮影代行業者も少なくありません。

しかし、それでも弊社が「一眼レフ機+大口径魚眼レンズ」によるストリートビュー撮影を続けているのは、「小型360度カメラでは、一眼レフ機と同等の写真を撮影することが難しい」からです。

①小型360度カメラによる撮影(他社撮影)。
①小型360度カメラによる撮影(他社撮影)。
②一眼レフ機+大口径魚眼レンズによる撮影(弊社撮影)。
②一眼レフ機+大口径魚眼レンズによる撮影(弊社撮影)。

①の小型360度カメラで撮影した画像と、②の一眼レフ機+大口径魚眼レンズで撮影した画像を比較したものですが、一目見ただけでも明らかに②の方が高画質です。詳しい理由はこちらで解説していますが、軽量で携帯サイズの小型360度カメラの内部に、一眼レフ機と大口径魚眼レンズが持つ高性能な機構を収めることは、実際には難しいのです。この品質差が解消されない限り、お客様からお金をいただいて撮影する弊社では、小型360度カメラを採用することはありません。

その後のお打合せ・ご連絡

初回のご連絡でお話をお伺いした後の、お打合せ・ご連絡については、「電話」、「オンライン会議」「メール」を用います。

電話

お客様と弊社担当者の都合が合う場合は、リアルタイムでご質問やご要望へ回答できる、電話を利用します。

お客様の立場から見れば、ご質問に対する回答を弊社からすぐに得ることができますし、その回答を受けて新たに生じた疑問も重ねてご質問できるなど、お互いに質問・回答をキャッチボールしながらの打ち合わせが可能になります。また弊社にとっても、ご質問に関して弊社からさらに詳しい内容や不明点を尋ねることもできますし、一般的な回答からさらに踏み込んだ回答へその場で続けることができるなど、大きなメリットがあります。特にご質問やその回答の内容が複雑な場合、メールなどのテキストでは正確に意図を伝えること出来ず、異なった意味で回答したり、誤ったご認識を与えてしまう恐れもありますが、電話であれば、お客様の反応を聞き取りながら、より正確な回答やご提案ができます。

ただし、口頭でのお打合せだけでは、後になって「言った/言わない」といったトラブルになることや、お互いが誤った認識のまま商談が進んでしまうリスクの発生を避けることができません。そのため弊社では、電話によるお打合せの後に、お打合せ内容や合意事項について、メールをお送りするようにしています。

メール

メールを書く、という手間はあるものの、お互いに通信履歴が残るメールでのお打合せ(やり取り)は、後のトラブルを避ける意味では非常に有効な手段です。特に弊社にとって、事例や参考WEBページのURLなどを正確にお伝えできますし、店舗・施設図面や撮影ポイント案、御見積書などのドキュメントの送受信、さらには成約のご確認や公開連絡を通知する手段として、メールは必要不可欠なツールになります。

一方、ツールの特性上、リアルタイムでのやり取りが困難なことや、複雑な内容の場合は詳細にご案内しようとするあまり、メールが長文になり、却ってご理解いただき難い回答になってしまう懸念もあります。そのため弊社では、ご質問や回答の内容によっては、まずお電話で概要をお伝えし、その後メールで詳細内容をご連絡するなど、可能な限り正確なご回答やご提案が出来るように努めています。

オンライン会議

今や当然ではあります、弊社はオンライン会議ツールによる打ち合わせも歓迎しております。

コロナ過以降、「Zoom」や「Microsoft Teams」「Google Meet」といったオンライン会議ツールによる打ち合わせが増えています。音声だけでなく外面越しではあるものの顔を見ながら打ち合わせができることは、実際に同じ場所にいるのと同じように相手の理解度や関心具合を確認しながら話ができますし、何より親近感や安心感も醸成できます。また、プロジェクトメンバーなど複数のご担当者が同時に打ち合わせに参加できることや、撮影ポイント案などの提案資料や事例などの参考WEBサイトを共有しながらご説明できることも、電話やメールには無い大きなメリットです。

なお、録画や録音をしていない場合、電話での打ち合わせと同様に、オンライン会議でも「言った/言わない」や認識の齟齬は起こる可能性があります。そのため弊社では、お打合せ内容や合意点については、お打合せ終了後にメールなどでご確認をいただくように心がけています。

お見積り

お打合せや、確定撮影ポイントにご了承をいただけますと、弊社より御見積書をご提出いたします。

御見積書

御見積書は、弊社書式によるpdf形式のファイルを、メールに添付する形でお送りいたします。または、弊社が使用しているクラウド請求アプリケーションから送付される、メールに記載されているリンクよりダウンロードしていただきます。弊社では、送達するまでの時間や郵送にかかるコストを軽減するため、原則として現物の郵送は行っておりませんが、社内規定などでご必要な場合はお送りいたしますので、ご相談ください。

なお、お打合せメールなどですでに概算見積等で金額・条件をご提示しており、お客様が御見積書を必要としない場合は、そのメール記載内容を正式な御見積書に代えさせていただくことも、弊社としては問題ございません。

確定撮影ポイント

お見積り金額決定の基準となる撮影ポイント数は、お打合せで決定した、「確定撮影ポイント」をもとに算出します。この確定撮影ポイントは、ご発注をいただいた際に、ストリートビューを撮影するカメラマンにも共有し、カメラマンはそこに記載している位置で撮影します。

しかし、撮影当日の現地状況やお客様のご要望により、撮影ポイント数が増減することは少なくありません。撮影ポイント数の増減によって、ご請求金額と御見積金額とが異なってしまった場合、お支払方法で「先払い」を選ばれたお客様については、追加請求またはご返金させていただきます。また、「撮影後ご請求」または「掛け売り」を選ばれたお客様については、ご請求金額にて調整いたします。詳しくは、こちらをご参照願います。

お支払い条件

御見積書をご提示する段階で、お客様の同意をいただける場合は、お支払い条件を決めておきます。

弊社では原則として、「撮影前の先入金(先払い)」をお願いしており、ご入金を確認次第、撮影にお伺いしています。ただ、お客様によっては、初めての取引先へ、先にお金を払うことに抵抗がある方もいらっしゃいますし、社内規定などで先払いができないケースもあります。また、撮影前に先払いしていただいた場合、撮影当日に撮影ポイント数が増減すると、追加のご請求や弊社からの返金が発生してしまう可能性もあります。

そのため弊社では、先払いの他に、以下のお支払い条件でも承っています。どうぞご遠慮なくご相談ください。

  • 撮影後にご請求し、ご入金確認後に編集・公開作業を行う(撮影後ご請求)
    撮影が完了し、ご請求金額も確定した段階で請求書をお送りいたします。この場合、お支払い日は撮影後1週間以内としますので、なるべくお早めにご入金をお願いします。ご入金を確認後、編集・公開作業を行います。
    ご入金確認後の作業となるため、公開日が遅くなりますが、撮影当日の撮影ポイント増減が有った場合の処理が不要になることから、多くのお客様がご利用になる方法です。
  • 月末締め/翌月末お支払い(掛け売り)
    社内規定などで、納品(ストリートビューの場合はGoogleビジネスプロフィールへの公開が該当します)前のお支払いが困難な場合は、「撮影日の月末締め」で、「翌月末日ご入金」いただくお支払方法も可能です。ただし掛け売りとなるこの方法については、社内決裁が必要となるため、お請けできない場合があることをご了承願います。

移動交通費

撮影現場へ移動する実費交通費を、別途頂戴する場合があります。移動は公共交通機関を利用する場合と、カメラマン所有の車を利用する場合があります。また、移動が長距離になる場合や、日をまたぐ撮影になる場合は、別に宿泊費をいただく場合があります。これら交通費及び宿泊費は、弊社規定に基づく実費相当額になりますが、ご必要であれば内訳もお伝えいたしますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

なお、ストリートビューの撮影は、不要な移動交通費発生を避けるため、原則として撮影現場に最も近くに所在するカメラマンが行いますが、撮影案件の難易度や規模、撮影条件によっては、対応できるカメラマンが限定されることで、移動交通費が高くなる場合があります。このような場合は、それが必要な理由をご説明いたしますので、ご不審に思われる場合は、ご遠慮なくお問い合わせください。

ご発注

お打合せ内容やお見積りについてご了承をいただけますと、ストリートビュー撮影についてご発注をいただきます。併せて撮影希望日時や、日程調整や当日撮影に立ち会う担当者などの情報をいただきます。

ご発注書

ストリートビューのご発注は、後のトラブルを避けるため、原則として口頭では無く、メールや発注書など履歴が残るもので承ります。お客様指定の発注書や、注文請書が必要な場合は、その書式にて承りますので、ご遠慮なくご指示ください。

撮影希望日時

撮影をご希望する日時をご提示いただきます。可能であれば、予備日となる複数日・時間をご提示いただけますと、カメラマンのスケジュールと合わせやすくなります。なお、撮影可能日については、カメラマンから「撮影日程調整」のご連絡を差し上げますので、そちらで直接ご相談いただくことでも結構です。

ストリートビュー撮影は、撮影時のトラブルを避けるため、店舗・施設を訪れるお客様がいない休業日や休憩時間などに撮影することが多いですが、Googleの規定ではお客様がいらっしゃる状態でも撮影は可能です。ただしこの場合、ストリートビュー撮影が行われることをお客様へ通知していただくなど、ご協力をお願いいたします。

なお、屋外の撮影ポイントがある店舗・施設については、雨天、強風など撮影時の悪天候が予想される時は、撮影延期をお願いする可能性があります。360度全周を撮影するストリートビュー撮影に使用する円周魚眼レンズには、雨粒を避けるレンズフードを装着できないため、雨天時ではレンズに水滴が付着し、撮影画像の品質が悪化してしまいます。また、床面を広く撮るため三脚の脚を全開しない状態で撮影するため、強風下では三脚が転倒する恐れがあります。

撮影前日にはカメラマンより、前日確認をご連絡を差し上げます。悪天候が予想される場合は、カメラマンより撮影日程順延をご提案させていただくことがありますので、再度の日程調整にご協力くださいますよう、お願いいたします。

担当者情報

撮影日程調整のために、カメラマンが連絡する担当者のお名前と連絡先をいただきます。

  • 担当者名
    カメラマンと撮影日程調整及び撮影前日確認(前日確認)ができる権限を持つご担当者の情報をいただきます。部署名、役職名、読み仮名などもいただけますと、カメラマンが連絡しやすくなります。
  • 担当者連絡先
    カメラマンは携帯電話を利用することが多くなりますので、電話番号(可能であれば携帯電話番号)をお願いします。なおこの電話番号は、ストリートビューを撮影するカメラマンにも共有することをご了承願います。
  • 撮影に立ち会う担当者名
    ストリートビュー撮影は、原則としてカメラマン単独では行わず、必ずお客様の立ち合いをお願いしています。これは、カメラマンでは判断できない状況になった場合の対応と、撮影前後の差異が無い(器物損壊などがない)ことのご確認をいただくためです。撮影に立ち会う担当者が別におられる場合は、その方の情報もいただきます。

撮影日程調整とお片付け

撮影に先立ち、ストリートビューを撮影するカメラマンから日程調整のご連絡を差し上げます。また撮影前には、撮影エリアの確認もお願いいたします。

撮影日程調整

ストリートビューを撮影するカメラマンからご担当者へ、ご連絡いたしますので、撮影日・時間の調整をお願いします。

カメラマンには事前に弊社から、撮影場所や確定撮影ポイントなどの撮影に必要な情報と併せて、担当者情報と連絡先、撮影希望日時も共有しております。日程調整以外にも、ご不明点やご要望などございましたら、ご遠慮なくカメラマンへお伝えください。

また、後述の前日確認終了時点より前での撮影日変更には、キャンセル料などの費用は必要ありません。日程調整以降に、別の予定が入ったなどの理由で撮影予定日の撮影が困難になった場合は、こちらもご遠慮することなく、出来るだけお早めにカメラマンへ連絡をお願いします。

前日確認

撮影前日にカメラマンから、「予定通り翌日の撮影が行えるか」について、確認のご連絡を差し上げます。急な予定が入るなど撮影が出来ない状況の場合は、カメラマンにその旨を伝え、改めて日程調整をお願いします。また、悪天候が予想される場合は、カメラマンの方から撮影日順延をご提案させていただくこともあります。この場合についても、改めての日程調整にご協力いただきますよう、お願いいたします。

なお、前日確認完了以降の撮影キャンセルについては、キャンセル料に加え、移動交通費をご請求させていただく場合があります。また、カメラマンの責によらない事情により、予定の撮影が完了しない場合についても、御見積書記載の料金をご請求させていただく場合があります。

弊社規定に基づき、カメラマンは必ず前日確認を行います。また、前日確認終了時点までの撮影日変更は珍しいことではなく、カメラマンも柔軟に対応しています。無用な費用・時間の発生を無くすためにも、前日確認にご協力をいただきますよう、お願いいたします。

撮影エリアの確認

閲覧者が訪問先の情報として利用する屋内版Googleストリートビューは、訪問したお客様が混乱しないように、「通常の営業状態を撮影する」ことが基本です。とは言え、PRツールとして考えれば、きれいに整理整頓されている状態で撮影する方が良いのは間違いありません。また、写っては都合が悪いものが撮影時にあれば、それを除去・移動することに時間が取られてしまい、スムーズな撮影が出来ない恐れもあります。

以下は、ストリートビュー撮影前の確認についての注意点になります。

整理整頓

撮影ポイントの周囲360度を静止画像で見せる屋内版Googleストリートビューでは、人が何気なく見過ごすようなものでも、被写体として記録されます。通常の営業状態では意識していないものであっても、あまり見せたくないものは、撮影前までに、見栄えが悪くないよう整理整頓するか、撮影時は隠しておくなどの処置をお薦めします。以下は例になります。

  • オープンキッチン、厨房、バックヤード、棚や冷蔵庫の上、カウンター下など
    通常、オープンキッチンや厨房、バックヤード内をストリートビューで撮影することはありませんんが、通路や客席の撮影ポイントから見えることは少なくありません。また、棚や冷蔵庫の上、カウンター下などに、物を無造作に置いているのも、撮影ポイントから見えることが良くあります。特に飲食店や美容室などでは、前日営業後の状態のままで撮影に入ることもあり、営業時間まで十分な時間がないため、後片付けや整理整頓の時間が取れないままに撮影に入らざるを得ないこともあります。
    見せたくないものが多く置かれていたり、その範囲が広い場合に、そこの場所全体をぼかし処理することは可能ですが、ぼかし範囲が大きくなると美観を損なうだけでなく、却ってぼかし個所が目立つことにもなりかねないため、お薦めできません。見られても良いように整理整頓するか、パーティションやカーテンなどで隠す、カメラに写らない場所へ撮影完了まで移動するなどの処置を、ご検討ください。
    なお、ストリートビュー撮影は、撮影ポイントを移動しながら撮影するため、少し移動した程度では、別の撮影ポイントからは見えてしまうことがあります。他の撮影ポイントからも見えない場所(個室内などカメラに写る可能性が無い位置)へ移動するようにお願いします。
  • ゴミ箱、掃除道具
    ゴミ箱が置かれていることには全く問題無いと思いますが、ゴミが残っていたり、ビニール袋がはみ出ている場合は美しくないかもしれません。ゴミを処理しておく、ビニール袋が見ないように隠しておくなどをお薦めします。また、掃除道具や清掃用のホースなど、敢えて見せる必要が無いものなども、片付けておく方が良いと思います。
  • 祝花など
    新規オープン時などは、店内に祝花やスタンドフラワーなどを置かれているケースが少なくありません。祝花やスタンドフラワーを写してはいけない、というルールはありませんが、通常営業時には撤去されることが多く、数が多い場合は店内のイメージが大きく変わってしまう可能性もあります、また、立て札に企業名や個人名が記載されていれば、それも公開されてしまいます。そのため、祝花やスタンドフラワーについては撤去して撮影することの方が多いように思います。また、個人名が記載されている立て札についても、本人の同意がとれていないものについては、撤去する方が良いかもしれません。

動線上の障害物

ストリートビューの撮影では、撮影ポイント間に移動の妨げになる障害物があれば、それをかわして撮影ポイントを設置します。弊社はそのルールに基づいて、柱のような移動が困難と思われる障害物が撮影ポイント間に入らないように撮影ポイント案を作成していますが、テーブルやソファなど、図面に図示されていない障害物については撮影ポイント案に反映できない場合があります。

通常は、撮影ポイント案での打ち合わせの中でお客様に確認し、修正案をご提出しますが、撮影ポイント確定後に、撮影ポイント間に障害物を設置している場合は、撮影までに動線の妨げにならない位置へ移動をお願いします。なお、障害物として認識しないケースもありますので、こちらをご参照いただくか、弊社またはカメラマンまでお問い合わせください。

個人情報

Googleストリートビューは、世界中で公開されるため、個人を特定できる情報については、見えないように処理します。小さいものであれば撮影後の編集段階でぼかし処理を施すことでも対応できますが、範囲が大きい場合や、ぼかし処理が不適切な場合は、撤去や隠ぺいするなどの処置をご検討ください。

なお、ぼかし処理についてはこちらもご参照願います。

駐車している車

外観撮影時や駐車場を撮影するとき、駐車している車が撮影の支障となる場合は、移動をお願いします。以下は、駐車している車が撮影の支障になる例になります。

  • 建物玄関近くなど、撮影対象となる建物を隠すように駐車されている。
  • 撮影ポイント位置や、その近くに駐車されている。
  • 駐車スペースの多くが駐車されているため、全体の情報がわかりにくい。

なお、車のナンバープレートについては、特に指示が無くともぼかし処理を施しますが、来客者の車など、車全体をぼかす必要がある場合は、カメラマンへぼかし処理指定をお願いします。

撮影当日

撮影当日はカメラマンがご訪問し、ストリートビューの撮影を行います。以下は、撮影時にご協力をお願いしたい事項になります。

撮影立ち合い

撮影日には、必ずご担当者、またはカメラマンからの質問について、判断・回答ができる方の立ち合いをお願いします。

撮影は事前に合意をいただいている確定撮影ポイントに基づいて撮影を行いますが、現場の状況によっては、そのまま撮影することが難しい事態が発生する可能性があります。その時に状況を判断し、カメラマンへ指示をいただけないと、撮影が止まってしまうことになります。また、カメラマンによる設備・備品の損壊といった事故が発生した場合に、それを確認していただくことも必要になります。

なお、撮影には時間がかかりますので、付きっ切りでカメラマンの側にいていただく必要はございません。対して、撮影状況をカメラマンの近くでご覧いただくことは、全く問題ございませんが、カメラマンの指示にご協力をいただきますよう、お願いいたします。

ぼかし処理指定

撮影時に写り込んだ人物の顔面や、車のナンバープレートについては、特に指示が無くても弊社がぼかし処理を行いますが、それ以外にぼかし処理が必要な場合は、カメラマンにぼかし処理指定を指示してください。

ぼかし処理について費用は必要ございませんが、公開処理後にぼかし処理を施す場合は、別途再公開費用を頂戴する場合がありますので、ぼかし処理が必要な場合は、必ずカメラマンに指示してください。以下はぼかし処理指定の例になります。

  • 個人情報
    部屋の表札、スタッフ紹介掲示物(氏名と顔写真がある)など
  • 公開がふさわしくない情報
    公開許可を得ていないお客様や利用者の写真、wi-fi情報(ID、パスワード)、名札(ロッカーや私物入れ、下駄箱など)、緊急連絡先など
  • 外観
    周囲の住宅の洗濯物、室内(カーテンが開いていて室内が見える場合)など
  • 屋内で見せたくない場所
    整理整頓ができない/間に合わない/隠すことができない場所など

なお、原則としてぼかし処理は、最低限の範囲で施しますので、特に範囲で指定する場合は、ぼかし処理範囲を正確にカメラマンに指示してください。また、「顔面だけでなく全身をぼかす」「ナンバープレートだけでなく車全体をぼかす」などの場合もカメラマンへ指示をお願いします。

エリア名

編集から公開まで

カメラマンによる撮影終了後、弊社では編集・公開作業を行います。編集から公開までの流れは以下になります。

公開時期

弊社では、カメラマンから撮影データ受領後、12営業日以内の公開をお約束しています。ただし、Googleのシステム障害や、お客様ご要望による公開前の確認が有った場合は、公開日が遅れる可能性があります。その場合は速やかにお客様へご連絡いたします。

公開前の確認

Googleストリートビューは、Googleマップのビジネスプロフィールに公開されますが、公開前に画像を確認できるテスト環境はありません。そのため、公開前の画像を確認する場合は、ストリートビュー画像の素材となる「エクイクタンブラー(正距円筒図)画像」を、無料でお送りしています。

エクイレクタングラー(正距円筒図)画像例
エクイレクタングラー(正距円筒図)画像例

エクイレクタングラー(正距円筒図)画像は、360度全周の情報を2次元で表現しているため、カメラの上下端が大きく引き伸ばされ歪んでいますが、撮影されている情報は全てこの画像で確認することができます。

公開連絡

編集作業完了後、公開作業を行い、Googleマップのビジネスプロフィールでの公開が確認された時点で、ご担当者へ公開連絡メールをお送りいたします。

なお、Googleの仕様上、公開が確認された直後は、「移動の矢印やマルチレベルボタンが表示されない」「視野方向が上向きになる」といった不具合が一時的に発生しますが、1日~2日以内に解消されます。万が一解消されない場合は、弊社までご連絡いただければ再公開作業を行います。

WEBページへの埋め込み

Googleストリートビューは、お客様の店舗・施設のWEBページ内に、リンク・埋め込みすることができます。この機能は、ストリートビューの標準機能ですので、利用に料金は一切必要ありません。ただし、WEBページ内へのリンク・埋め込み作業をGoogleや弊社は行えませんので、お客様ご自身で行うか、お客様のWEBサイトの管理者へご依頼ください。

WEBページ内へのリンク・埋め込み作業については、こちらをご参照ください。

まずは弊社へお問い合わせください!

以上が、弊社に屋内版Googleストリートビュー撮影について、お問い合わせをいただいてから撮影までの流れとなります。

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この記事を書いた人

友添 成隆

友添 成隆

日本のインターネット黎明期から活躍するITコンサルタントです。ドメインレジストラ事業、レンタルサーバ事業、Web開発事業など、多岐にわたるプロジェクトを手掛けてきました。その後、企業向けグループウェアのASP事業や大手不動産企業のWeb開発にも携わり、豊富な経験を積んでいます。2015年からは、株式会社おもてなしドットコムの代表取締役として、ストリートビューや360度ビュー(バーチャルツアー)の提供、MEO対策、中小企業のITコーディネーターなど、多方面で活動を展開しています。これらの取り組みを通じて、日本のIT業界の発展に大きく貢献しています。