Googleビジネスプロフィール(マイビジネス)新規登録・オーナー確認 完全ステップガイド【2026年版】|ハガキ・電話・動画認証の選び方・既存店舗の引き継ぎ・登録できない時の対処まで

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の新規登録は、店舗集客の第一歩です。登録自体は無料・5〜15分で完了しますが、オーナー確認のプロセスで多くの方がつまずきます。Google ストリートビュー認定11年・553件のGBP運用支援を提供してきたおもてなしドットコムが、新規登録の完全ステップ・オーナー確認4種類の選び方・登録できない時の対処法・登録後のやるべき設定まで、2026年最新仕様で完全解説します。

この記事の要点(3分でわかる)

・GBP新規登録は完全無料・5〜15分で完了。ただしオーナー確認は別途時間がかかる

・登録パターンは 「新規登録」と「既存ビジネスのオーナー権限リクエスト」 の2種類

・オーナー確認はハガキ / 電話 / メール / 動画の4種類から業態に応じて選択

・登録完了後、6点セット(とは/命名/写真/営業時間/電話/メニュー)の設定をしないと集客効果は出ない

・2024年7月のGBPアプリ廃止以降はGoogle検索画面・business.google.com からのみ管理可能

監修

友添 成隆(株式会社おもてなしドットコム 代表取締役)

Googleが「Google マイビジネス」を発表(2014年6月)した半年後の 2015年1月に創業し、Google ストリートビュー認定撮影パートナーとして 11年間 553件の店舗・施設のGBP運用を支援。 Google Street View Summit 全4回連続招待(うち現地参加は後の3回)(2017・2018・2019)。Google Places → Googleマイビジネス → Googleビジネスプロフィール の全名称変遷をリアルタイムで把握してきた業界最古参のGBP/MEO/SV実務家。

GBP新規登録が集客の第一歩【3分で結論】

Googleビジネスプロフィールの登録は、ローカル検索で見つけてもらうための「最初のボタン」です。登録されていない店舗は、新規顧客の98%から「存在しない」扱いされます。一方、登録後に6点セット(とは/命名/写真/営業時間/電話/メニュー)を完成させることで、月次の問い合わせ・来店数が1.5〜3倍になるケースが多く見られます。

本記事の構成

本記事は§2〜§3で「登録前の基礎知識・フロー図」§4〜§9で「新規登録+オーナー確認4種類」、最後に§10〜§14で「登録完了後の設定・トラブル対処・多店舗・FAQ・まとめ」を扱います。

【2026年最新】登録前に知るべき4つの基礎知識

① 料金は完全無料

Googleビジネスプロフィールは登録・運用すべてが完全無料です。月額料金・登録料・手数料は一切かかりません。Google広告(有料広告)とは別のサービスで、機能のすべてが無料で使えます。

② 2024年7月にGBPアプリは廃止

従来のスマホ用「Googleビジネスプロフィールアプリ」は2024年7月に完全廃止されました。現在は Google検索画面から直接編集するか、business.google.com の管理画面からのみ管理できます。古いマニュアルを参照する際は注意してください。

③ 多くの店舗は「既に登録されている」

自分で登録していなくても、Googleが自動的にタウンページ等の情報から店舗を登録しているケースが多いです。まずは自店舗が既に登録されているかを確認してください(§4参照)。登録済みの場合は「新規登録」ではなく「既存ビジネスのオーナー確認(権限リクエスト)」になります。

④ オーナー確認に時間がかかる

登録自体は数分ですが、オーナー確認(本人確認)には数日〜2週間かかります。ハガキ認証は5-14日、動画認証は数日、電話・メール認証は即時ですが業態による利用可否があります。登録スケジュールを組む時は、オーナー確認期間を含めて2週間の余裕を見ておきましょう。

【保存版】登録フロー図:新規 vs 既存ビジネス

自店舗が「新規登録」か「既存ビジネス」かでフローが異なります。以下の判断フローに従って進めてください。

状態対応所要時間
Googleマップに未登録新規登録(business.google.com)登録 5-15分 + 認証 数日-2週間
登録済み・オーナー未確認「このビジネスのオーナーですか?」から認証開始認証 数日-2週間
登録済み・オーナー確認済み(他者)「オーナー権限をリクエスト」で既存オーナーに依頼先方の対応 + 3-7日
移転・屋号変更既存プロフィールを編集(新規登録しない)変更後のGoogle審査 24-72時間

どのパターンかの判別方法

Googleマップで自店舗名を検索してみて、表示される店舗情報の状態でパターンを判別します(§4で詳しく解説)。多くの飲食店・医療機関・美容室・小売店は既にタウンページ等から自動登録されているため、「既存ビジネスのオーナー確認」から始まるケースが多いです。

自店舗が既に登録されているか確認する方法

新規登録を始める前に、自店舗が既にGoogleマップに登録されているかを確認します。確認手順は以下です。

Googleマップでの確認手順

Googleマップで店舗名を検索

Googleマップで自店舗名を検索。見つかりにくい場合は「店舗名 + スペース + 市区町村名」で検索します。

検索結果に自店舗があるか確認

地図上にバルーン・店舗パネルが表示されれば既に登録済み。表示されない場合は住所まで入れて再検索。それでも出てこない場合は未登録で新規登録に進みます。

オーナー確認済みかをチェック

店舗パネルに「このビジネスのオーナーですか?」と表示されていれば、まだオーナー確認されていない可能性が高いです。このリンクをクリックしてオーナー確認プロセスを開始できます。表示されていない場合は既に他者がオーナー確認している可能性。

オーナー権限が取られている場合

登録済み・かつ「このビジネスのオーナーですか?」が表示されない場合、既に誰か(前オーナー・代理店等)がオーナー確認済み。§5 で「オーナー権限のリクエスト」方法を解説します。

既存ビジネスのオーナー確認方法(権限リクエスト)

既に他者がオーナー確認しているGBPプロフィールの権限を移管してもらうには、「オーナー権限のリクエスト」を送信します。前オーナー(代理店・退職者・前テナント等)の対応が必要です。

オーナー権限リクエストの流れ

  1. Googleマップ or Google検索で自店舗名を検索
  2. プロフィールを編集」 or 「オーナー権限をリクエスト」をクリック
  3. 自分のGoogleアカウントでログイン・必要事項を入力
  4. 現オーナーに自動的にリクエストが送信される
  5. 現オーナーから7日以内に応答がない場合は、Googleに直接異議申し立てが可能

前オーナー不明・応答なしの場合

前オーナーが退職・廃業・連絡不能の場合、Googleに異議申し立てを行うことで所有権を移管できます。実店舗の写真・法人登記謄本・税務書類等を本人確認書類として提出することで審査が通りやすくなります。詳しくは 既存ビジネスのオーナー権限リクエスト完全手順 をご覧ください。

新規登録の完全ステップ(business.google.com)

Googleマップに未登録の場合は、business.google.com から新規登録を行います。登録自体は5〜15分で完了します。

Googleアカウントでログイン

business.google.com にアクセス。店舗専用のGoogleアカウントでログイン(個人アカウントは退職時の引き継ぎが困難なため非推奨)。

ビジネス名・カテゴリを入力

正式名称を入力。ガイドライン違反しないビジネス名店舗名・ビジネス名の正しい付け方 を参照。カテゴリは最も的確なものを選択。

住所・電話番号・営業時間を入力

住所は番地まで正確に・電話番号は市外局番付き固定電話推奨電話番号の正しい設定)・営業時間は通常営業時間を設定(営業時間の正確な設定)。

オーナー確認方法を選択

ハガキ・電話・メール・動画の4種類から選択(§7で詳しく解説)。業態・地域・Googleの判定により選択肢は変わります。

オーナー確認4種類の選び方(ハガキ/電話/メール/動画)

オーナー確認(本人確認)は4種類の方法があります。それぞれメリット・デメリットを比較して最適な方法を選んでください。

方法所要時間対応業態メリットデメリット
ハガキ5〜14日全業態確実性が高い時間がかかる・郵送事故リスク
電話即時固定電話で即応可最速業態によって選択肢に出ない
メール即時限定的(Googleが判定)最速・手軽選択肢として出ない場合多い
動画数日実店舗必須新規店舗でも利用可店舗外観・店内・看板の撮影が必要

業態別の推奨選択

  • 飲食店・物販・サービス業(実店舗あり): ハガキ認証が確実・初回は動画認証も推奨
  • クリニック・士業: ハガキ認証が標準・電話認証も選ばれやすい
  • 出張サービス・訪問業態: 動画認証(事業実態を撮影)
  • 多店舗チェーン: 10店舗以上はチェーン一括確認(§12参照)

ハガキ認証の流れと注意点

最も一般的なオーナー確認方法がハガキ認証です。Googleから登録住所宛に確認コード入りのハガキが郵送されます。

ハガキ認証の流れ

  1. 登録時に「ハガキで認証」を選択
  2. Googleから米国発送(5〜14日)で登録住所にハガキが届く
  3. ハガキに記載された確認コードを管理画面に入力
  4. 認証完了

ハガキ認証の注意点

  • 住所の完全一致: 入力した住所とハガキ送付先が一致していないと届かない
  • 郵便物の受取体制: 小規模店舗・事務所でも郵便ポストに毎日目を通す
  • 30日以内に確認コード入力: 期限切れの場合は再送信リクエスト
  • ハガキが届かない場合: 2週間経過しても届かなければ再送リクエスト
  • 英語の宛名に注意: Googleからのハガキは英語表記なので配達員が迷子になることも

電話・メール・動画認証の流れ

電話認証の流れ

登録した電話番号にGoogleから自動音声の電話がかかり、確認コードを聞き取って入力します。登録番号が受信可能な状態(留守電・転送・IVRで塞がれていない)であることが前提。即時完了なので最速の方法です。

メール認証の流れ

登録したメールアドレスに確認コードが送信されます。即時完了で最も手軽ですが、Googleが「この業態はメール認証で十分」と判定した場合のみ選択肢に出現します。多くの業態では選択肢として表示されません。

動画認証の流れ(2026年注目)

2022年から利用可能になった「動画認証」は、店舗外観・看板・店内・設備の5分程度の動画を撮影してアップロードする方法です。新規店舗で他の認証が取れない場合、または店舗移転後のオーナー再確認に有効。

  • 撮影内容: 店舗外観(看板が映る)→ 入口 → 店内 → 設備 → オーナー自身を撮影
  • 撮影時間: 2〜5分程度(連続撮影・途中で停止しない)
  • 必須要素: 店舗名の看板・実際の店内・スタッフ or オーナー
  • 審査時間: アップロード後 数時間〜数日

登録完了後に必ずやるべき設定10項目

オーナー確認が完了したら、10項目の初期設定を進めます。これをやらないと集客効果は出ません。

#設定項目参考記事
1ビジネス名の確認・整理命名ガイド
2通常・特別営業時間の登録営業時間ガイド
3電話番号(メイン+追加)の登録電話番号ガイド
4カバー画像・ロゴ画像の設定カバー写真ガイド
5外観・内観・商品写真 20枚以上写真完全ガイド
6メニュー/商品/サービスの登録メニューガイド
7属性(駐車場・WiFi・テラス等)の設定業種別に全項目設定
8予約システムとの連携食べログ・Toreta等
9初回投稿(最新情報・特典)週2回以上の継続推奨
10クチコミ依頼リンクの発行・掲示口コミ対策

これら10項目を完了させると、「完全プロフィール」状態になり、Googleからクリック率7倍の評価を得られます。

登録できない・拒否される時のトラブル対処法

新規登録時・オーナー確認時につまずく主なパターンと対処法を整理します。

よくあるトラブルと対処

トラブル考えられる原因対処法
ハガキが届かない住所表記の不一致・郵便事故2週間経過後に再送リクエスト
電話認証が失敗する留守電・転送・通話拒否着信設定を見直して再試行 or 別方式
動画認証が拒否される店舗名の看板が映っていない看板と店内外を明確に撮影して再提出
オーナー確認が拒否されたガイドライン違反疑い・情報不足店舗情報を正確に・法人登記謄本を添付
「このビジネスの情報を確認中」初回登録の一時審査2-3日待つ(通常は自動承認)
重複プロフィール既存登録・前テナントの情報既存プロフィールをクレーム申請

それでも解決しない場合

自力で解決困難な場合はGoogleビジネスプロフィールサポートへ直接問い合わせ、または ビジネス情報改善フォーム から異議申し立てを行います。当社の GBP最適化・登録代行サービス でも代行可能です。

多店舗の一括登録(10店舗以上)

10店舗以上のチェーン企業の場合、店舗ごとに個別登録する必要はありません。「チェーン一括確認(Bulk Verification)」またはCSV一括インポートが利用できます。

チェーン一括確認の条件

  • 10店舗以上を運営していること
  • 統一ブランドであること(親会社が同じ・商号が類似)
  • 法人格と各店舗の紐付けが確認できること
  • CSV形式で店舗情報を提出

一括登録のメリット

  • 店舗ごとのハガキ認証が不要(大量郵送の手間ゼロ)
  • 本部でまとめて管理・更新可能
  • チェーン全体のブランド一貫性を保ちやすい
  • MEO対策サポートツール「おもてハブ」(1店舗150円〜)と組み合わせると更に効率化

詳細は 10店舗以上のビジネス一括オーナー確認 で解説しています。

よくある質問FAQ 8問

Q

Q1. 登録は本当に完全無料ですか?

A

はい、登録・運用すべてが完全無料です。月額料金・登録料・手数料は一切かかりません。「登録代行で数万円請求する業者」もありますが、登録自体は無料なので注意してください。

Q

Q2. ハガキが届きません

A

登録住所の不一致・郵便事故・宛名表記(英語)による配達困難が主原因。2週間経過しても届かない場合は管理画面から「確認コードの再送信」リクエストを。住所の番地・部屋番号を正確に入力しているか再確認してください。

Q

Q3. 動画認証のコツは?

A

①店舗外観(看板が鮮明に映る)②入口 → 店内 → 設備 → オーナー or スタッフ の順で連続撮影。2〜5分が理想・途中で停止しない。「店舗名が看板で確認できる」「実店舗の実態が分かる」の2点が最重要です。

Q

Q4. 店舗が既に登録されています。どうすれば?

A

「このビジネスのオーナーですか?」からオーナー確認プロセスを開始するか、既に他者がオーナー確認済みなら「オーナー権限のリクエスト」を送信します。詳しくは §5 既存ビジネスのオーナー確認方法 をご覧ください。

Q

Q5. 個人のGoogleアカウントで登録しても大丈夫?

A

技術的には可能ですが非推奨。退職・担当変更時の引き継ぎが困難になります。店舗専用のGoogleアカウント(例:info@店舗ドメイン.com)を事前に作成し、それで登録することを強く推奨します。

Q

Q6. バーチャルオフィス・レンタルオフィスは登録できる?

A

Googleのガイドラインでは「実際に客が訪問できる店舗」のみ登録可です。バーチャルオフィス・レンタルオフィス・郵便物受取専門の住所での登録は禁止され、違反すると停止されます。出張業態は「サービス対象エリア」として登録し、住所は非表示にする選択が可能です。

Q

Q7. 登録完了までの合計時間は?

A

登録自体は5-15分オーナー確認は数日-2週間。電話/メール認証なら即時、ハガキ認証は5-14日、動画認証は数日。初期設定(10項目)に更に1-2時間。トータル2週間-1ヶ月を見込んでください。

Q

Q8. 自社で登録するのが難しい。代行してもらえますか?

A

当社の GBP最適化・登録代行サービス では、新規登録・オーナー確認・初期設定10項目をまとめて代行可能です。自社の時間コストを考えると外注の方がROIが高いケースが多いです。

まとめ:登録完了から30日でやるべき7アクション

📋 登録完了から30日でやるべき7アクション

  1. Day 1: ビジネス名・カテゴリ・住所・電話番号・営業時間を正確に入力
  2. Day 2-3: 外観・内観・商品写真 20枚以上をアップロード(写真ガイド
  3. Day 4-5: メニュー/商品/サービスを登録(メニューガイド
  4. Day 6-7: 属性を業種で利用可能な全項目で設定
  5. Day 8: 初回投稿(最新情報・特典・イベント)
  6. Day 14: 予約システム連携(食べログ・ホットペッパー等)
  7. Day 30: GBPパフォーマンスで月次効果を測定・次月の戦略策定

登録完了は集客のスタート地点です。そこから6点セット(とは/命名/写真/営業時間/電話/メニュー)を完成させ、継続運用することで集客効果が現れます。

この記事を書いた人

友添 成隆

友添 成隆

日本のインターネット黎明期からITコンサルタントとして活動。ドメインレジストラ事業、レンタルサーバ事業、Web開発事業、企業向けグループウェア(ASP)事業、大手不動産企業のWeb開発など、インターネット産業の基盤構築フェーズを20年以上にわたり最前線で経験。

Googleが「Google マイビジネス」を発表(2014年6月)した半年後・2015年1月、そのIT/Web事業の集大成として株式会社おもてなしドットコムを創業し、Google ストリートビュー認定撮影パートナーとして登録。「Googleストリートビューは Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)に登録するためのツール」という本質を最初から理解し、撮影だけでなくGBP/マイビジネス全体の運用支援を11年間一貫して提供してきた業界最古参のGoogleビジネスプロフィール/MEO/ストリートビュー実務家。

Google本社・日本法人と継続的に対話を重ね、Google Street View Summit に日本から数少ない招待者として全4回連続招待(2016アムステルダム・2017東京・2018シリコンバレー(Mountain View)・2019ロンドン)を受け、うち後の3回(東京・シリコンバレー・ロンドン)に現地参加。Google Places → Googleプレイス → Google マイビジネス → Googleビジネスプロフィール の全名称変遷と仕様変更をリアルタイムで把握しクライアントに伝えてきた稀少なポジション。累計閲覧 4億6千万回+・公開支援事例 553件・MEO対策サポートツール「おもてハブ」を自社開発・運営。